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ライフスタイル

アマゴルファーさる

ゴルフシミュレーターでゴルフは上手くなる?ならない?

最近、巷にシミュレーターを使ったインドア練習場やレッスンスタジオが増えていますよね。

十数年くらい前から街にゴルフバーができ始めて、お酒を嗜む大人の社交場の1つの形態としてシミュレーションゴルフが普及していった印象が強いのですが、練習ツールとしてのその実力はいかほどなのでしょうか?

現在ではシミュレーターも数機種が市場投入されていて、その性能を比較するサイトもありますが、今回は最大シェアを誇るGOLFZON(ゴルフゾン)を体験した感想をお伝えします。

手元の感触がそのまま映像に!

先に結論を言ってしまいますが、シミュレーターは練習にとても有効だと思います。

いわゆる打ちっ放し練習場と比較しても遜色ない、どころかより質の高い練習ができるのではないでしょうか。

初訪問の体験利用でまず驚いたのが、スクリーンに映るボールの軌道が手元の感触通りであるということです。

シミュレーターは、ボールを置くマットの左斜め前方に設置されたセンサーで打ち出されたボールの速度、角度、回転方向、回転数などを瞬時に計測し、その情報から計算されるボールの軌道を映像にしてスクリーンに投影しています。

それがインパクトで感じる手元の感触、引っかけた、擦った、ダフッた、トップした、という感覚通りに再現されるので、第一印象で「これは使える」と思いました。

特筆すべきはアプローチ練習

GDR(GOLFZON DRIVING RANGE=ゴルフゾン ドライビング レンジ)にはいくつかの練習場環境が用意されているのですが、特に打ちっ放し練習場よりも質の高い練習ができるのがアプローチ練習です。

ピンが立ったグリーン(の映像)に向かってボールを打つのですが、ピンまでの距離を20ヤードから130ヤードまで10ヤード刻みで自由に変えられて、何よりうれしいのがグリーンに乗った後のボールの転がりまで見られるという点です。

おまけにグリーンの速さまで変えられます。

打ちっ放し練習場では、目標物までのキャリーの距離感は養えても、ランまで計算したアプローチ練習ってなかなかできないですよね。

クラブ番手やスイング幅、また打ち方に応じてキャリーとランがどうなるのか、その感覚を身に付けられると、コースでのショートゲームが格段に良くなります。

自分のスイングを映像と数字で理解できる

GDRでは、2方向(ゴルファーの正面と飛球線後方)からスイングを撮影していて、1球打つごとにそれをスクリーンに映し出してくれます。

つまり自分のスイングを常にチェックできて、さらにその場でボタンを押すとネット上のサーバに保存されてあとでスマホやタブレットで見直すこともできます。

また、打ち出されたボールの初速、打ち出し角度、回転方向、回転数が数字で表示され、飛距離もキャリー、ラン、トータルが把握できます。

自分のスイングとその結果としてのボールの挙動が映像と数字で理解できるので、技術の向上に有用であることは間違いありません。

傾斜地練習も可能

オプションで打席に傾斜がつけられる機種もあり、私が訪問したインドア練習場は4打席あるうちの1打席が対応機種でした。

左足上がり、左足下がり、つま先上がり、つま先下がり、の4種類の傾斜が選択できますので、苦手なライの克服にも役立ちます。

これからはエアコンの効いた室内練習が主流に!?

まだまだいろいろな機能が備わっているシミュレーター、いかがでしたか?

実はここ5ヶ月ほど、打ちっ放し練習場にはまったく行かずにシミュレーター練習に勤しんでいるアマゴルファーさるですが、この間にベストスコアを2打更新し、ハンディキャップも1つ減らすことができました。

皆様も良かったらお試しください。

もちろん、世界中の有名ゴルフコースをシミュレーションラウンドすることもできますよ!