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ライフスタイル

亜月

ボールがプレー禁止の修理地に……リファレンスポイントの決め方は?

こんにちは、ライターの亜月です。

毎週と言っていいほどラウンドをしている私ですが、いつもどうすれば良いか迷う行動の中に、「修理地からの救済」があります。

おさらいのために調べてみました!

修理地とは?

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修理地とは、その名の通り、ゴルフコースの中で、現在手を入れて直している場所を指します。

基本的にはコースや競技委員間によって区域を指定され、青杭もしくは白線で示されます。

修理地のことを、「Ground Under Repair」といい、「GUR」と略されている場合もあります。

修理地にボールが入ってしまった場合、そこからそのまま打つか、無罰で救済を受けるかを選択する権利があります。

ただし、芝の保護のため、修理地からはプレーをしてはいけないと決めているコースもありますので、先にローカルルールを確認することが大事です。

救済はどのように受けるのが正しいの?

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プレー禁止の修理地に入ってしまった場合は、無罰で救済を受けることができます。

まずは、「修理地を避けて、ホールに近づかず、ハザードでもなく、グリーンでもない場所で、ボールに最も近い位置」を決めます。

この位置を、「リファレンスポイント(Reference Point)」と言います。

このポイントにマークをして、ホールに近づかない1クラブ分の長さを計ります。

あとは、ボールを拾い上げ、先ほどの計った中にドロップするだけ。

リファレンスポイントの決め方が重要です。

また、この方法は、ボールがジェネラルエリアにあるときだけになります。

バンカー内の修理地の場合は、ドロップは必ずバンカー内でする必要があります。

ボールがグリーン上の修理地にある場合は、ボールの位置に最も近い位置にプレースをして、プレー再開となります。

修理地にスタンスがかかってしまう場合は?

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いざリファレンスポイントを決めて、ボールをドロップしてプレー再開! と足元を見ると、「あれ、アドレスの足が白線の中に入ってしまう……」。

ボールは外にあるから良いと思われるかもしれませんが、境界線まで修理地のため、スタンスがかかってはいけません。

救済を受けてボールの位置を動かした場合、まだ足が修理地にかかるようでは、無罰で再ドロップをする必要があります。

競技では罰がつく可能性も! 正しい処置をしよう

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上記の、ボールが修理地の外にあっても、境界線から足が中に入ってしまったままボールを打った場合は、再ドロップを要する場合に違反したこととなり、2打罰となります。

プライベートのラウンドでしたら「このへんに……」と出すだけの方もいると思いますが、仮にそれを競技でしてしまうと、罰がつく可能性が十分にあります。

自分が遭遇した場面に対してどうすれば良いのか、一度立ち戻って考えることも重要ですね。