90切りが目標くらいのレベルの人が考えるべきコース戦略とは?

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90切りが目標くらいのレベルの人が考えるべきコース戦略とは?

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なんとなくでしょう、ゴルファーのほとんどがパー4のホールは2回でボールをグリーンに乗せるんだと思ってるフシがあります。

パー3なら1回で乗せるのが当たり前!

……このように考えていませんか?

未来はわからないのです。

でも目標があるから頑張れる。打つ時も目標があるから狙うことができる。でも、それはあくまで未来なのです。

ゴルフを始めていつかできなくなるまで成長があります。

考え方は自分の実力に応じて変えていかないと、上手くなる要素があるにもかかわらずそれをスポイルしているのと同じことになるのです。

ここでは90を切るまでと80台の2つの戦略を書いていきます。

年間平均70台の考え方もありますが、今は省略して、のちのち書いていきたいと思います。

コースで戦略とかきめ細かい狙いを定めない

コースで戦略とかきめ細かい狙いを定めない

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このスコアが出る辺りまでのスイングの技術であれば、細かい狙いに対するショットの確率は50%以下になります。

だいたいの方向だけ決めて練習場と同じ自分のことだけ考えてスイングする。

バンカーがあるとかどこがOBだとか、まったく無視するのです。

「バンカーに入ったらどうするの?」と、考えがちなのですが……。

そもそも、バンカー以外の面積のほうが大きいですし、入ったら入ったでなんとかすればいいのです(どうしてもバンカーが嫌な場合は絶対に届かないクラブを選択する。もし入ったら、1回は挑戦してダメなら後ろか横に出すと決めてしまう)。

考えが狭くなるのが問題で、自信がないために考えなくてもいいことを考えてしまうのです。

ただ、方向が自分が思ったより右を向いてアドレスしてしまう人が非常に多いです。

これは、視野の慣れなのですがなかなか直らないのです。

ボールの1メートル前に目標となる何かを見つけたら、それにヘッドを向け、そのヘッドに対して直角にスタンスを取る。

この作業に徹して、それ以降実際に打ちたい目標は見ないこと!

なかなか精神的に難しいのですが、これをすることによって自分のスイングだけに集中することができるのです。

ある意味、目標に打とうとするからミスが起きる。なんとなく、その方向に向きただ漠然とスイングをする。

ようするに練習場と同じような環境を自分で作ってしまえばいいのです。

距離でクラブを選ばない!?

距離でクラブを選ばない!?

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このくらいのスコアの人達は、どんな状況でも140ヤードは何番のクラブで打つと決めてしまっていることが多い。

クラブを選択する時に一番に考えるのはボールがある状態(ライの状態)です。

これは、プロであろうが初めてラウンドする人であろうが同じなのです。同じライの状態でも実力に応じて選択肢は変わります。

90までの人達はどのようにクラブを選択したらいいのでしょうか?

「傾斜」

前下がり、前上がり、左足下がり、左足上がりの大きく4種類があり、実際にはそれらが複合された斜面になります。

それぞれに斜面には度合いがありますが、それに気付くことがまず大事なのです。

ちょっとした傾きをなめたらダメ!

傾きを理解してスイングするかどうかは結果に大きく影響してきます。

傾斜からの基本は、「フルスイングしない」「少し大きめのクラブでハーフスイングをする」「距離を出すことが目的ではなく、次のショットがなるべく平らなフェアウェイになるようにクラブを選択する」です。

傾斜に対するスイング理論はまたのちに書いていきます。

とりあえず、これに徹することです。

「ラフ」

基本的な考え方は、ラフが深いほど番手を下げる。ここには残り距離はまったく関係ないと思ってください。

まずは次のショットがフェアウェイから打てることを最優先に考えるのです。

「フェアウェイ」

基本的には何を使ってもいいのですが、このような考え方でクラブ選択することも覚えておいてください。

残り250ヤード、フェアウェイ。持っているクラブは5W・3UT・5UT・5IからSW(サンドウェッジ)。

他の影響は無視してあなたならどのクラブを選択するでしょう?

ちょっとでもグリーンの近くに行きたい。多くの人は5Wを選択するのではないでしょうか。

しかし、正解があるとすれば、5UTです。

250ヤードは何で打っても届かないのは明白で、飛ぶクラブは曲がる可能性が高くなる。

それを考えればわざわざ5Wを選択することはなく、確率的に厳しくなく少しでも近くまでということになると、5UTということになります。

「3UTでもいいんじゃない?」と思うでしょうが、ユーティリティのロフトが20度を切るとやはり難しくなるのです。

5番アイアンのミスの度合いと5UTのミスの度合いが同じ場合、ちょっとでも飛んでくれるのは5UT。

これを選択すれば残り距離は100ヤードを切り、安全性も少しは担保できるので、十分そのショットの価値はあるのです。

エッジから30ヤード以内にボールがある状況

エッジから30ヤード以内にボールがある状況

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70ヤードぐらいの残り距離でも、実力的にはまだグリーン中央を狙ったほうがいい。

残り30ヤードぐらいからピン方向を狙う。

方向はピンですが縦の距離は適当! グリーン上にあればいいという感じでプレーするのです。

「ピンの奥にボールが行ったらパットが難しくなりそう……」とか、考えない!

まずは、グリーンに乗せることが最優先なのです。

ただ、この距離はラフから打つ場合が多くなります。その場合はSWが基本になります。

深さによってはフェースを開いていないと打てないこともあります。そのために、練習場でフェースを開いて打つ練習もしてください。

グリーン上

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パターの技術とショットの技術は違います。

ショットが思うようにできなくても、パットは上手い場合もあります。

基本的に2パットが必修です。

90を切れない間は3パットが3、4回はあると思います。

構え方とか、どのようにストロークするとかいろいろあるんですが、今はとにかくボールの芯とヘッドの芯を当てることです。

「入れたい」「入れなければ」「入るかな」などと余計なことは考えない。

そもそも、思いとボールの転がりに因果関係はまったくないのです。

自分の思う距離感がなんとなくできたら(わからない場合は無理やり決める)芯と芯を合わせることに集中してください。

これらのことを考えて90を切ることを目標にしてください。実力が上がれば、また違う考え方が待っています。

次回は80台で回っている人達がやってほしい考え方です。

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kiyomatuゴルフ塾

ゴルフを始めて25年ぐらいになります。 インストラクターとしてゴルフのレッスンとクラブの工房をしています。現在のスイングに対する考えやクラブに対する考えは、今まで接してきたゴルファーに教えられてきた面が半分以上あります。それを踏まえた上で、スイングに対する理論、クラブがスイングに与える影響、心理がスイングに与える影響等を書いていきたいと思います。

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