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ギア猿

Gridge編集部

『ギア猿』6月は新作ドライバー打ち比べ!ゲストはなんと……?

ゴルフネットワークの人気プログラム『ギア猿』。ゴルフ好きなあなたはチェックしていますか?

漫才コンビ「博多華丸・大吉」の華丸さん、“QP”の愛称で親しまれるティーチングプロの関雅史プロ、カリスマクラブフィッターの鹿又芳典さんの3人が繰り広げる、ゴルフギアバラエティ。

毎月楽しいサルベージ情報を届けてくれる彼らですが、6月・7月放送分のゲストは……タケ小山さんです!

タケ小山さんプロフィール

タケさんといえば……1989年にアメリカでプロゴルファーとして渡米し、数々の大会に出場。米国ミニツアーでは通算37勝を数えます。

2001年からはフロリダ・ゴルフチャンネルの専属解説者などを努めながらも、日本オープンや日本シニアオープンにも出場。

18年の米国生活にピリオドを打ち、2007年に日本帰国。現在も幅広いゴルフシーンで活躍されています。

特に近年はTBS系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーで“屋根裏のプロゴルファー”として人気解説者となっています。

日米のゴルフ街道をどっかと歩んできた唯一無二の存在です。

ギア猿6月のテーマは「2019年ドライバーを徹底比較」!

さて、そんな頼れるゲストを迎えた今回のプログラムは「2019年の最新ドライバーを徹底比較」!

そもそもなぜ、各メーカー2本、3本を同時期に出すのでしょうか? 鹿又さんが問いかけます。

それは……ゴルファーによって合うクラブが違うから!

華丸さんはなんとこの企画の直前に、ピンのG410プラスを購入済み!?

果たして華丸さんの選んだ新しいクラブは合っているのでしょうか?

試打クラブのラインアップはこれ!

【テーラーメイド】
・Mグローレ
・M5
・M6

【キャロウェイ】
・エピックフラッシュ スター
・エピックフラッシュ サブゼロ
・ローグ スター

【ピン】
・G400 マックス
・G410 SFT
・G410 プラス(華丸さんが購入したのはこれ!)

各メーカーのクラブ性能をマトリクスで分析!

Y座標に「操作性」と「寛容性」を。

X座標に「つかまる」(たたける)を配置。

「どのクラブが一番優れているか」、ではなく「どのクラブが一番合っているか」というのをわかりやすく解説していきます。

アマチュア代表の華丸さん、クラブフィッティングのカリスマ鹿又さん、ティーチングプロとしてスイングを知り尽くすQPさん、PGAプロの使うクラブなど情報通のタケ小山さん。

4人それぞれの視点で徹底討論します!

まずはテーラーメイドから!

華丸さん、M5、M6、Mグローレの順番に2球ずつ打っていきます。

M5ではまっすぐ高い弾道で上々! 以前M3を使っていたという華丸さんにはやはりM5が合っているのか……? クラブの購入は早まったか!? なんて1本目からそわそわする展開に。

しかしM6はドロー気味のボールが打てている華丸さん。

最後にMグローレ。シニアツアーで活躍する室田淳プロが使っているという印象が強いそうで……。

「歳を取ってから使うものでしょ?」と決めてかかっていた華丸さんでしたが、意外と強い球で一番飛んでいるようです。

同じスイングでもこんなに変わる!

華丸さんの感想
「方向性はM5。飛びはグローレ。つかまったって感じたのがM6」

鹿又さんの解説
「M5とM6はプロユース。M5はカチャカチャもついて操作性が高い。M6はもう少しオートマチックに飛んでくれる。Mグローレはどちらかというと、ヘッドスピードが遅めの方にも打ちやすい、やさしいクラブです」

「華丸さんは1球目は自然な性能のままに打てているけど、2球目は調整してまっすぐ行かせていたじゃないですか。だからアイアンや他のクラブとの相性を見ることも大事です」

QPさんの解説
「今は“つかまるクラブ=飛ぶクラブ”という公式がトレンドです。打ち方に関しては、つかまりやすいクラブを逃して打つ、というのがトレンドです」

「M3よりも、M5の方がつかまる設定になっていますが、位置を調整して叩けるような設定にもできます」

タケ小山さん
「これ構成誰が考えてるの? 素晴らしい番組だね!(笑)」

続いてキャロウェイ!

エピックフラッシュのスターとサブゼロの見た目の違いになかなか気づけなかった華丸さん。

スターにはない特徴がサブゼロにはあるのですが……。

答えは、「カチャカチャ」と「重り」です。ローグスターは昨年のモデルなので明らかに違いますが、ヘッドが大きく返りやすそうです。

まずスターを打った華丸さんの弾道は、ドロー気味で距離も出ていそう!

サブゼロはスライス気味の弾道ですが、距離はかなり出ているようです。

ローグは高弾道で左に打ち出しフェード気味に右に戻り、真ん中に着弾しました。

さぁ果たして解説は?

チャートはこちら

鹿又さんの解説
「サブゼロは前(フェース側)の方に重心があるので、つかまらないです。さっきから“つかまらない”と表現してますが、というよりは“叩ける”クラブになります。

QPさんの補足
「プロではサブゼロを使っている人が多いですよね」

タケ小山さんの感想
「どのメーカーさんもそれぞれの特徴の出しているんですね」「タタケル小山? 叩かれちゃいそうで嫌だなぁ」

華丸さんの感想
「僕はどうやらサブゼロじゃない……けど、名前でサブゼロって買うところでした」

最後はピンを打ち比べ!

まずはG400 マックス。これは大きく左に打ち出しました。

続いてG410 SFTは

そして最後に、購入したばかりのG410 プラス!

前回のロケでハマり「黒い巨塔」と命名する気に入りよう。結果は……お世辞抜きで今日イチが出ましたよ!

ピンの総評!

鹿又さんの解説
「まず最初に打ってもらったG400 マックスですが、これは慣性モーメントも大きいです。世界の名だたる選手たちはこれだけど、華丸さんには合わなかった。シャットに打つ選手には向いているクラブです。華丸さんはそういうタイプではなかったということですね」

「続いてSFTは左に高めの球で飛んでいましたね。これはシリーズの中でつかまりやすいのでそのままの性能が現れていました」

「そして華丸さんが購入したG410 プラス……合っていましたね。すごいいい球が出てましたね」

QPさんの解説
「G400 マックスは重心が極端に遠いクラブなので慣性モーメントが高いんですが、僕も打ったら華丸さんと同じ反応が出ると思います。重心が後ろの方にあり過ぎると、ダフったりしちゃうんです。直線的にまっすぐまっすぐ打つタイプには向いているクラブです」

「華丸さん、プラスよかったですね」

華丸さんの感想
「合っていてよかった……! だって今日買ったんだよこれ!!」

タケ小山さんの解説
「ピンの場合は他メーカーのラインアップと違う。叩ける・つかまるタイプのクラブを1つずつ出すけど、全部網羅できるような設計なのがアメリカンだよね」

「SFTは極端に、寛容性とつかまりを重視した日本市場向けクラブ。アメリカの人はゴルフ自体を楽しむ、ズドーンズドーンて打って楽しむから、ピンはそういう特徴が出ているね」

「華丸さん、良いのをお買い上げです!」

ちなみにタケさんだったら……?

長年タイトリストと契約しているタケ小山さん。他メーカーのクラブは打ったことがないそう。

「タイガーになってみたい!」と手にしたのはM5。打ってみて好感触に大興奮!

「テーラーさん、最高です!」

続いてキャロウェイのサブゼロも打ってみたいとせがむタケ小山さん。これもきれいな弾道と打感。

「キャロウェイさん、さすがです!」

ピンG410 プラスは「飛ぶ!」と興奮も最高潮に!

「ピンさん、ナイスです!」

契約クラブ以外は試さないという“プロゴルファーあるある”を打ち破り、新作クラブを試したタケ小山さん。各メーカーの機能・性能の高さに驚いていました。

「ギア猿」は楽しみながらギアへの造詣が深くなる、お得番組!

ギア猿はボケ・ツッコミ・小話・うんちくを織り交ぜながらゴルフの知識が得られる、とても面白いプログラムです。

7月はフェアウェイウッドの徹底打ち比べ! 番組も記事もお楽しみに♪

6月の放送予定は下記ホームページをご参照ください。

番外・プライベートコンペの集合写真

番組冒頭で触れられていた今回の撮影前のコンペのワンシーン。

ギア猿メンバー3人とゲスト・タケ小山さんに加え、関根勤さん、ココリコの遠藤さん、ずんのやすさん、湘南乃風のレッドライスさん(インスタグラム拝借)、武田奈津美さん、QPさんの奥様……に加えて、ちゃっかりGridgeのヒッティも参加させていただきました。

華丸さんのスコアが気になる方は、番組をチェックしてみてくださいね^^