ゴルフクラブ
koji
もしもクラブをあと1本入れるとしたら・・・あなたは何を入れますか?
ゴルフルールでは、ラウンドで使用できるクラブは14本までと決まっています。
プロからアマチュアまで、この本数内であれば自分の好きなセッティングができます。
そこで、もしあと1本追加できるとしたら何を入れるか考えてみました。
ほとんどの人が似通ったセッティング
私のキャディバッグの中身は下記のようなセッティングです。
ドライバー
フェアウェイウッド 3番、5番
ユーティリティ 22度、25度
アイアン5番~9番、PW
ウェッジ 50度、56度
パター
多くの人が似通っているのではないでしょうか。
違いがあるとしたら、ユーティリティの27度や30度を入れて、5番や6番アイアンを抜くという人もいるでしょう。
また、ウェッジの60度を入れて、UTや5番アイアンを抜いて下の番手を厚くするという人もいると思います。
ゴルファーは、自分の戦略に合ったセッティングをしてラウンドをします。
しかし、セッティングをするにあたって、“このクラブを入れると、こっちを抜かないといけない”ということが起こり得ます。
それはゴルフルールで14本と使えるクラブの本数が決まっているからです。
もし、もう1本入れることができたら、ルールで15本まで使えるとしたら、皆さんは何を入れますか?
15本目にドライバーを入れてみると・・・
かつて、フィル・ミケルソンがドライバーを2本入れたセッティングでマスターズを制したことがありました。
2本のドライバーはスペックが違うもので、ドロー用とフェード用といった感じでティーショットの時にホールに応じたショットを打てるようにしていたようです。
ティーショットで、様々な弾道のショットが求められるコースなら、2本のドライバーを入れる意味は大いにあります。
アマチュアであれば、新しいドライバーを買って初めてのラウンドの時、そのドライバーがちゃんと当たってくれるか、心のどこかで不安があると思います。
その様な時に前に使っていたドライバーも入れておけば安心です。
ドライバーを2本入れるセッティングは、プロとアマチュアそれぞれの事情に合わせた活用方法がありそうです。
15本目にパターを2本入れてみると・・・
パターを2本入れてもルール上問題はありません。
しかし通常1本のパターでラウンドします。
パターの使い分けと言うと、なかなかイメージが湧かないかもしれません。
しかし、その日パターがあとひと転がりで入らないとか、ラインがボール半個分ずれているようなパットが噛み合わない時、流れを変えるためにパターを変えることもありのような気がします。
またパターは、ドライバーやアイアンに比べ、ピン型やマレット型、L字型やフェースバランスなど構造の違いが明らかです。
したがって、違うタイプのパターをセッティングすることで、流れが悪い時のリズムを変えたり、ロングパットとショートパットでパターを変えたりということもできそうです。
私は15本目にチッパー入れたい!
もし私がもう1本キャディバッグに入れるとしたら、チッパーを入れたいと思っています。
それは、他の14本のクラブには代用できない機能を持っているからです。
パターのように打って、ウェッジのような転がりをするボールを打てるクラブは、チッパー以外にはないのではないでしょうか。
ゴルフでスコアを整えるには、やはりアプローチとパターの精度を上げることです。
そのうち、アプローチのほうがよりスコアを作るのに精度が求められると私は思っています。
精度と言っても、プロとアマチュアでは世界が違うでしょう。
アマチュアでは、チャックリやトップをしないでそこそこ寄せられることで、スコアを崩すことはなくなります。
そして、ティーショット専用クラブのドライバー、転がし専用クラブのパターのように、“アプローチ専用クラブ”というのがあってもいいのではないでしょうか。
あらためてセッティングを考えよう
ここまで「15本目のクラブ」を考えてきたことは、実は“今のセッティングのうち使用頻度が少ないクラブと入れ替える”と言うことにつながってきます。
私の場合は、14本の内1本をチッパーに入れ替えたらいいのでしょうが、何を抜くかが悩みどころであるのが正直なところです。
これを機にあらためて、14本のセッティングの、それぞれのクラブの意味、役割を考えることをしてもいいかもしれませんね。