ゴルフクラブ
モハメドアリモト
【この時期だからこそ、やっておきたい冬のクラブメンテナンスのすすめ】☆失敗しない、クラブ選びのヒント教えます。
メッキリ、外で活動するには寒くて辛い季節がやって参りましたね(寒いのが得意な方はスイマセン、僕は苦手です!笑)。
毎年、この季節になるとスコアはもちろんスイングも思うように動かず、暖かい時期に好調であったナイスショットの感覚も、なかなか出なくなっているのではないでしょうか?
そう、ゴルフは身体・クラブ・コース状態・・・すべて上手く条件が揃ってナイスショットが出るスポーツ!
寒いこの時期、コースの地面の芝は枯れカチカチ状態!
身体は服を着込んでいるので回らない・・・これでは、ナイスショットは難しいですよね。
そこで、この時期だからこそクラブのメンテナンスをして冬の悪条件下でもミスショットが少しでも出ないように調整してみませんか?
クラブをベストに保つ事も、スコアアップにはとても重要な事ですよ!
きっと、今回もお役に立てる内容になると思いますのでぜひ、最後までお付き合い下さいませ。
では、始まり始まり・・・。
目次
その①、冬場のゴルフは軟らか目のグリップがおすすめ
冬のラウンドで、アイアンショットをした際にダフったり手に伝わる衝撃で『痛ぁ〜い・・・』なんて経験ありませんか?(僕はショートホールのティーショットで、冬場よくやりますね)
ダフって、衝撃が来るのはもちろんですが、ナイスショットであっても夏場や暖かい時期のゴルフに比べ、かなり感覚が違うと思います。
これは、地面の芝が枯れ地面にダイレクトにソールが接触しやすく、バウンスが跳ね返り衝撃として伝わる訳です。
そこで、少しでもその衝撃を緩和するために、普段よりも質感の柔らかいグリップに交換するのをおススメします。
もちろん、普段、グリップをあまり交換されない方も表面がツルツルであったり硬くなって凹んでいるような状態であれば、この時期に思いきって交換してみましょう!
インパクトの際にグリップをシッカリ握れないという事は、ダフりの原因にも大きくつながります。
それに、シッカリ握れないグリップは『肩』に力が入りやすくスイングを乱す原因になります。
タダでさえ服を多く着込んで肩に力が入っている上に、余計に力が入ってしまいます!
無理のないスイングは、無理のないグリップから産まれるものです。
その②、ソールの厚い低重心アイアンは冬場の強い見方
アイアンを『冬用』にもう1セット持つ事で、寒い時期でも暖かい時期と変わらないようなショットを打つ事は可能です。
よく、『冬場は1番手ほど飛距離が落ちる』なんて事を耳にした事はありませんか?
服を着込んで身体の捻転が小さくなったり、インパクトの際シッカリとボールを押し込めなくなるために飛距離が落ちます。
夏場や芝がシッカリと生えている時期は、インパクトの際にヘッドがボールの下に滑り込み球をつかまえスピンの効いたショットを打つ事が可能です。
しかし、冬場は芝が薄くヘッドがボールの下に入り込まないため、地面でソールが跳ね、ヘッドの下側でインパクトする事が多くなります。
いわゆる、トップですね!
そこで冬場には、『ソールが厚め』『よりキャビティが深く低重心化』されているアイアンがおススメです。
低重心アイアンならインパクトの際、ソールが厚いので適度に滑りフェースの下側でヒットしてもボールをシッカリ飛ばしてくれます!
また普段からこのような低重心アイアンをお使いの方は、ユーティリティやフェアウェイウッドを充実させていくのもおススメです。
その③、ドライバーシャフトは軽目でつかまりのよいモデルがおすすめ
冬場、飛距離が落ちる原因の一つとして『ヘッドスピード』が遅くなる事が挙げられます。
飛距離は単純な計算式ですが、『ミート率×ヘッドスピード×4(係数)』でおよその目安を出す事ができます!
そう、飛距離にはこのヘッドスピードが大きく影響して来る訳です。
しかし、冬場は上でも説明したように、服を着込んでいたり、寒さで身体の捻転が小さくなりヘッドスピードは落ちやすくなります。
ヘッドスピードが1〜2メートル/秒(m/s)下がれば、10ヤードは確実に飛ばなくなりますからね!
さて、このヘッドスピードを上げてやるためには、クラブ総重量を軽くする事が効果的です。
例えば、60グラム台のシャフトを現在お使いならば、冬場はワンランク落とし50グラム台にします。
また、身体が回らず球がつかまりにくくなるので、先〜中調子系のインパクトでヘッドが走り、球がつかまりやすいモデルがおススメです。
特に冬場は軽く振って、シャフトがオートマチックにボールをつかまえてくれるようなクラブをオススメします。
よく、『つかまりのよいシャフトは引っ掛かる・・・』なんてご意見もお聞きしますが、冬場に限ってはそうでもないようです。
ぜひ一度、お試しあれ!
その④、鉛でボールのつかまりを調整する
最後に、簡単にできる冬仕様のクラブ調整として『鉛』を使った調整もオススメです。
ドライバーやウッドのような、冬場つかまりが悪くなるクラブには、ソールのネック側に鉛を2グラム程度貼ってあげます。
これだけで、振った感覚やヘッドの返り具合は格段に変化します!
そしてアイアンやウエッジのようなクラブは、バックフェーイスのソール側に貼ってあげましょう。これも2〜3グラム程度でOK!
寒い時は肩に力が入りやすく、身体全体がリキみやすくなりますので、『ヘッド重量』を感じにくくなりがちです。
不思議な事に、身体に力が入るとクラブの重みやヘッドを感じられなくなります。
ヘッドを感じられないという事は、身体がツッコミがちになったりインパクトで左手が身体の中心軸から外れ、いわゆる『振り遅れ』を起こしやすくなり、『プッシュスライス』や『チーピン』のミスにつながります。
普段の練習からヘッドに鉛を貼って微調節しておくと良いでしょう!
きっと、練習場でも効果はハッキリと現れると思いますので試してみてください。
これは簡単にできるのでイチオシの調整方法です。
その⑤、今回のまとめ
いかがでしたか? 今回は、冬場のラウンドに備えたクラブ調整についてお話しさせていただきました。
夏場や暖かい時期とはまったく異なるのが冬のゴルフ!
クラブという道具に大きく依存するスポーツであるゴルフは、普段何気なく振れているクラブが、気温の変化やコースの状態の変化で急にコントロールしづらくなる事は誰もが経験する事です。
そんな、冬のゴルフをエンジョイするためにクラブ調整をしてみるのもゴルフの楽しみの一つだと思います。
釣りをする際に、獲物に応じて仕掛けを変更するのと似てますよね!
冬でもベストスコア更新できるよう、皆さんも冬用のクラブ調整を試してみてください。きっと、効果絶大だと思いますよ。
では、今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
〜最高の1打とその次のステップのために〜
また次回まで。。。
押忍・感謝