ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
Gridgeの記事を読み来店してくれたu様のお話 その4
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、Gridgeの記事を読み来店してくれたu様のお話その4です。
「ゴルフでいつも負けてしまっている父親と義理の弟さんに勝ちたい」と言って私の店にやってきたu様、果たしてその二人に勝利できたのでしょうか?
父親に勝つ
u様は、背丈もあり、体格の良い、いかにもスポーツマンらしい方です。中学までピッチャーで高校の野球部では、県大会準優勝を2回経験しているそうです。
その運動神経抜群のu様が、ゴルフでは、父親と義理の弟さんにいつも負けていて悔しい思いをしているそうです。
その父親と義理の弟さんとのラウンドの報告を聞かせていただきました。
結果は、u様が80台で回り父親と義弟さんは90台だったそうです。
選択肢が多い
u様「雪辱を果たしました。ありがとうございます河野先生のお陰です。OBもなく、アプローチのピッチエンドランが良く決まりました。父親と義理の弟は、スイングが変わったと気が付いたようですが、まだ河野先生のことは秘密です」
私「別に秘密にする必要もないじゃないですか」
u様「父親と義理の弟が先生のところに来ると困りますから」
私「私の悩みはそこです。今までにクラブチャンピオンを8人誕生させていますが、その方々からの紹介で来店してくれた方は一人しかいません」
u様「そのクラブチャンピオンの気持ち良く分かります」
私「でもそれは、杞憂です。日本人はゴルフレッスンを受けることにいろいろな抵抗があるのです。先にお話ししたクラブチャンピオンの〇〇さんがある試合で『〇〇さんのように上手くなるためにはどうすれば良いんですか?』と聞かれたそうです。『〇〇さんがビッグキャリーゴルフショップへ行ってゴルフを教われば上手くなりますよ』と答えてくれたそうですが、聞いた方は来店していません」
u様「本気で上手くなろうとしていないのですかね?」
才能だけでは、開花しません。
ゴルフは、どんなスイングでもボールに当たります。
しかし、u様が良い例ですが、運動神経が良くても理論的に間違うと上手くなれません。
u様「そうですね実感します」
ゴルフ理論は、玉石混交(ぎょくせきこんこう)していますので、容易に正しい答えに辿り着きません。
それが、ゴルフの難しさです。
答えを知っている人に教わるか、自分ですべて試してみるしかありません(自分で見つけるのは果てしない道のりです)。
日本の若いトッププロも常に試行錯誤して道に迷っています。
自分と言う、小さな世界には答えはありません。
経験のある、その道を良く知っている人に答えを聞かなければ、若い才能を開花させられません。
道に迷っている内は強くなれません。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。