Gride

gettyimages/485187122
getty

初心者

しだしんご

意外と重要!ライ角の維持を意識すれば曲がらずにもっと飛ぶようになる!

こんにちは♪

みなさんは「ライ角」という言葉をご存知でしょうか?

ゴルフ初心者の方の中には初めて聞くという方もおられるかもしれませんね。

実はこの「ライ角」というのがゴルフスイングにおいて、とっても大切な要素のひとつなんです。

今回は、「ライ角」にスポットを当ててお話をしたいと思います。

ライ角って何?

ライ角とは、ゴルフクラブのシャフトとソール部分でできる角度です。

ゴルフクラブは構造上、ソール部分が地面にピッタリと着いた状態でフェース面がターゲットに真っすぐ向くように作られています。

反対にこのライ角が崩れてしまうと、ボールが曲がる原因になります。

たとえばクラブの「ヒール側(シャフト側)」が浮いてしまうと、フェースは右を向くためにスライスが出ます。

反対にクラブの「トウ側」が浮くと、フェースは左を向くためにフックします。

自分の身長や体格に合っていないクラブを購入してしまうとライ角が崩れてしまう原因となります。

自分ではフェースを真っすぐ向けているつもりでもこのライ角のせいで曲がってしまうことになるのです。

クラブが合っていても曲がる?

自分にピッタリと合うクラブを見つけたからといって、自動的に真っすぐの球が打てるとわけではありません。

スイングの仕方によっては、ライ角を崩してしまう結果になるからです。

ですからスイング中は、できるだけライ角が変わらないようにスイングをする必要があるのです。

しかし、スイング中にクラブのライ角なんて見えないですよね?

そこでポイントとなるのが、構えたときの腕とシャフトでできる角度です。この角度がクラブのライ角と非常に大きな関係を持っています。

腕の角度がほどけると伸び上がりスライスの原因に

腕とシャフトの角度がほどけると、ライ角が崩れてクラブのヒール側が浮きます。ヒール側が浮くのは、スライスの原因でしたね?

アマチュアゴルファーでスライサーの人が多いのは、このライ角維持が上手くできていないことがひとつの原因です。

腕の角度がほどけるとダフってしまうため、体を伸び上がらせて体とボールの距離を調節しないと打てなくなります。

よく「体の前傾角度を維持できない」とおっしゃる方がいますが、そもそもライ角を維持できないことには体の前傾角も保つことはできません。

スイング中は腕の角度をほどかないように!

getty

ゴルフ上級者になればなるほど、アドレス時の腕の角度を保ったままインパクトをしています。

クラブヘッドには重さがあるため、放っておくと下に行こうとするため、ライ角はほどけやすくなってしまいます。

始めはアプローチからでいいので、終始腕の角度が変わらないように心掛けてみてください。

これができるようになると、「曲がらない、ダフらない、飛ぶ」スイングに変化します。

がんばってみてください!