手のマメやタコにも良い位置・悪い位置がある!そこから分かるスイングの状態とは?

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ゴルフを始めた初心者のうちは特に、上手くクラブにボールが当たるように、日々練習場に通っている人も多いことと思います。

前のラウンドや練習を通じて、直したいことに留意しながら、次の自分の目標に向かって少しでも良いスイングになるように……。

練習が終わってふと見てみると、両手のひらにポコポコと膨らみが。

そう、マメですね。定期的にクラブを握っている人の手のひらには、タコもあるかと思います。

このマメやタコ、どうしてできるのでしょう?

また、このマメやタコから、スイングについてのヒントが得られるってこと、知っていましたか?

ゴルフでマメやタコはどうしてできる?

ゴルフでマメやタコはどうしてできる?

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そもそも、マメやタコとは何物でしょう?

マメもタコも、皮膚の一箇所に刺激や力が加わることでできるものです。

短時間の刺激で、体内の水分が集まって水膨れになったものがマメ(正式名称は外傷性水泡)、刺激が繰り返されて、角質層が厚くなったものがタコ(正式名称は胼胝―これで「タコ」と読みます―)です。

初心者に多いのがマメ、ある程度経験を積んだ人に作られているのがタコということですね。

ゴルフでマメやタコができるのは、力を入れなくてもいい部位に力が入っているため、と言われています。

ゴルフはアドレスを取ったときからフィニッシュまで、ずっと手のひらに力を入れて行うスポーツではありません。

逆に、力を抜いて、ふわっと上げてふわっと下ろし、インパクトの瞬間だけ力を入れることで、ボールに力が伝わる良いスイングにつながります。

ゴルフ上級者の手のひらを見せてもらってください。マメやタコが多くあるという人はいないと思います。

手のひらにできたマメやタコの位置をチェックしてみよう!

手のひらにできたマメやタコの位置をチェックしてみよう!

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上級者の手にマメやタコが少ないからと言って、手のひらにできたすべてのマメやタコが、下手だからできた悪いものというわけではありません。

それらが作られている位置によっては、良いマメ・タコ、悪いマメ・タコと分類することができます。

あなたのマメやタコは手のひらのどの位置にありますか?

まず、右手の手のひらにあるマメやタコがある人は要注意!(右利きの場合)

というのも、「ゴルフは左手のスポーツ」と言われるくらい、左手を重要にしていて、右手を使うことを嫌います。

右利きの人の場合、右手で打つほうが飛びそうなイメージがあるかもしれませんが、左手でゆったり打つほうが実際は飛距離が伸びます。

そのため、マメやタコの位置が右手にある方は、そもそも右手に力を入れ過ぎていることになります。

「右手は添えるだけ」のイメージを持つことで、力が抜けると思います。

では、左手にできるマメやタコは良いのか?

と言うとそうではなく、左手にもできる位置によって悪いマメやタコが存在します。

詳しくは以下でチェックしてみてください。

マメやタコの位置から分かるスイングの状態:右手の場合

マメやタコの位置から分かるスイングの状態:右手の場合

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ザックリ右手といっても、マメやタコはいろいろな位置にできていると思います。

その位置によって、自分のスイングがどのような状態か、自分のボールはどのように飛んでいくか、分析することが可能です。

その分析をしてどうするか?

自分の手にできたマメやタコにより、スイングの改善につなげることができるんです。

以下で、右手の主な位置にできるマメやタコを見てみましょう!

・親指にマメやタコができている場合

右手の親指にマメやタコができている場合は、クラブを振り上げてから下ろす動作である、ダウンスイングを右手で行っている証拠です。

対策としては、右手でしているダウンスイングを左手で行うこと。

いきなり言われてもできないかもしれないので、右手の親指にマメができたときは、左手一本でクラブを振る練習をしてみましょう。

右手を休ませることもできるし、左手でのスイングを意識することができます。

正しいダウンスイングをすることができれば、クラブの真芯(スイートスポット)でボールをとらえることができるようになり、飛距離と方向性が格段に安定すると考えられます。

飛距離と方向性は、ゴルフをする上で特に重要な要素ですよね。

・中指にマメやタコができている場合

右手中指のマメやタコは、一番良くない位置です。

右利きの人が右手に力を入れてスイングすると、スイングが強くなり、強いボールが出ると思いがちです。

しかし、右手を主体にボールを打つことは、バックスイングが浅くなり、インパクト後のフォローも取れなくなる原因となります。

右手を使うことをしないで、腰の回転による切り返しをしっかりと意識して、左手で大きくゆっくり振るイメージでスイングをしてみてください。

右利きの人は右手のほうが使いやすいのですから、やり辛いと思うのは当たり前のこと。

けれど、それを克服し、利き腕でない左手をしっかり使えるようになったとき、必ずスイングの安定が訪れますよ。

・薬指にマメやタコができている場合

右手の薬指は、もともと、グリップをしたときに、下から支える働きをしています。

ここにマメやタコができるということは、支えるだけの役割である薬指で、フェースを押してしまっているという証拠になります。

手首の返しが不十分により、無意識に指の力を使い、良い形でインパクトさせようとしているのかもしれません。

薬指を支えるだけの役割に集中させ、手首の返しがどうなのか、一度チェックしてみましょう。

以上のように、基本的に右手にできるマメは良いものではありません。

しかし、人差し指の側面にできているマメは例外。しっかりとゴルフクラブを親指と人差し指のV字で支えている証拠です。

ここ意外にマメやタコができている場合は、今からでも、自分のスイングチェックに役立ててみましょう。

マメやタコの位置から分かるスイングの状態:左手の場合

マメやタコの位置から分かるスイングの状態:左手の場合

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ゴルフで左手の小指と薬指、中指とその付け根にできるマメやタコは良いと言われていて、その数は右手のそれよりも多いです。

基本的に、クラブはこの3本を使って握ります。

3本で長いクラブを支える必要があるため、左手には当然力が入ります。よって、左手のマメやタコは、できて当然と考えます。

しかし、左手だとしても、この3本の指以外にできるマメやタコは、悪いものと考えます。

残りの指の、人差し指と親指ですね。

ここにマメやタコができるということは、グリップに問題がある場合がほとんどです。

稀に、グリップではなく、使用しているグローブのサイズが合っていないことで、左手人差し指にマメやタコができる場合があります。

グローブを購入するときに試着をすると思いますが、どんなサイズのものを選んでいますか?

「大は小を兼ねる」とばかりに大きめのサイズを選ぶという人は、ちょっときついかなと思うくらいの小さめのものに取り替えてみてください。

手の中でグリップが動いてしまうことを防ぐことができ、マメやタコができにくくなりますよ。

正しいグリップに見直して対処しよう!

正しいグリップに見直して対処しよう!

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グローブが原因でない人は、グリップを見直すことで対処できます。

なぜ、正しいグリップが必要なのでしょう?

それは、グリップの握り方の違いによって、インパクト時のフェースの向きに違いが出てしまい、その影響を受け、ボールが曲がりが出やすくなるというデメリットが考えられるからです。

このグリップによって、持ち球が変わるのですから、正しいグリップを身に着けることはとても大切ですよね。

グリップの種類は主なもので3種類あり、それぞれに特徴があります。詳しく見ていきましょう。

・スクエアグリップ……スクエアグリップは、最も美しいフォームが身に着くグリップと言われています。

このグリップで振れるようになると、ほとんど曲がりのない、ストレートなボールが出るようになります。

スクエアグリップは、打ったボールがスライスしてしまうのを防ぐため、自然にヘッドを閉じる動作ができるようになり、かつ、ヘッドが返り過ぎることがないので、フックボールが出にくいです。

また、ヘッドを閉じるための調整や手加減を意識する必要がないため、毎回のスイングで、力強いボールを出せるようになります。

ボールに力が伝わるようになることで今まで以上に飛距離も出て、安定して飛ばせるようになるグリップと言われています。

・ストロンググリップ……ストロンググリップのメリットは、スライスが出にくくなり、距離が出しやすいという点にあります。

ストロンググリップは別名フックグリップと呼ばれ、インパクトで自然にフェース面が閉じた状態になりやすいのが特徴です。

この状態になると、ロフト角が小さくなりますので、ボールのバックスピンの量が減り、飛距離が伸びます。

ただし、引っ掛けやチーピンが出やすくなることがデメリットとして挙げられます。

スライスに悩んでいる人に効果的なグリップなので、コースでスライスが出始めたときは、このグリップを試してみるのも良いと思います。

・ウィークグリップ……ウィークグリップはストロンググリップとは逆で、スライス系のボールを打ちやすくなるグリップです。

フックボールで左に行き過ぎてしまう人は、ウィークグリップに握り替えることでフックを緩和させることができるでしょう。

また、手首を大きく返す打ち方をすると、ヘッドの遠心力を大きく使うことができますので、遠くまで飛ばすことができます。

ウィークグリップをすることで、この手首を使いやすくなり、上記のようなメリットを得られる可能性があります。

ただし、もともと遠心力が大きくなりやすく設計されている現在のクラブ(特にドライバー)では、手首を使わない打ち方をすることで良いボールが飛んでいきますので、自分のスイング、クラブをしっかりと確認し、加減を調整することが大切です。

ウィークグリップは、左手の甲の角度がフェース面と同一になるため、自分の打ちたい球筋を打つことに役立ちます。

この3つのグリップの握り方も、大きく分けて3種類あります。

左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる「オーバーラッピング」、左手の人差し指と小指の間に右手の小指を絡める「インターロッキング」、両手が重ならない「ベースボールグリップ」です。

どのグリップをどの握り方でするのかは、自分の球筋をしっかりチェックしながら、最善を選んでいってくださいね。

クラブを振り慣れてきた頃に手のひらを観察してみよう

クラブを振り慣れてきた頃に手のひらを観察してみよう

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ゴルフクラブを握り始めたくらいの超初心者の人は、とにかくクラブを振り慣れることが大事です。

右手にも左手にも、どの位置にも、多くのマメができていることでしょう。

初心者にとっては、それが普通なのです。

ただ、少し振り慣れてきて、良いボールを打ちたいなと思ったとき、自分の両手のひらをじっくり観察してみてください。

練習量によって、マメが固くなってタコになってきたような箇所も見られると思います。

そこは、練習によって、幾度となく擦れている箇所、ということですね。

その位置から、自分のスイングの状態を読み取って、よりきれいなスイングをするためにはどうすれば良いか? つかみ取ってください。

今後のゴルフへの解決策がきっと見つかりますよ。
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亜月

ゴルフと食べることが大好き! ゴルフ歴6年、ラウンドは週1。スコアはまだまだ安定しませんが、楽しくプレーしています。 https://www.instagram.com/_.risa._18

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