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【新ルール】ペナルティエリアに打ち込んだボールの処置方法
3か月ぶりの競技会。
新ルールになってから初めての競技会だったので、ピンを立てたままのパッティングや膝の位置からのドロップなど、一瞬戸惑う場面もありましたが、慣れてくるとやりやすかったです。
そんな中、ペナルティエリアにボールを打ち込む場面がありましたので、その処置方法について具体例でご紹介します。
ティーイングエリア前のペナルティエリアにボールを打ち込んだ!?
とあるゴルフ場の6番ミドルホール(パー4)での出来事。
ティーイングエリア(旧ティーインググラウンド)の前には直径50ヤードほどのペナルティエリア(旧ラテラルウォーターハザード)があります。
そこでティーショットをチョロってしまいました。
ボールはペナルティーエリア境界近くの草むらに入り込んだようなのですが、定かではなく、ティーイングエリアからはボールを確認することができません。
パートナーは「入ったみたいですね~」とコメント。
そこで冷静になって選択できる処置方法について考えてみます。
選択肢は4つあります
選択できる方法は4つあります。
(1)ボールを探して見つかり、もしそのまま打てるようであれば、無罰で打てます。
(2)ボールが見つかっても打てるような状況になければ、境界線をボールが最後に横切ったところからピンに近寄らないレファレンスポイント(旧ニアレストポイント)を決め、そこから2クラブレングス(ドライバーでよい)以内にドロップして打つ。
(3)ボールが境界線を最後に横切った地点とピンを結んだ後方延長線上にドロップして打つ。
(4)ティーイングエリアから打ち直す。
パートナーのコメント通り、ボールが草むらに入ったとすれば、仮にボールが見つかったとしても打てるような草むらではないので、(1)はあきらめて、(2)か(3)か(4)を選択することになります。
しかし、ひょっとしたら草むらではなくラフにボールがあって打てるかもしれません。
そこで、ティーイングエリアから打ち直すことを選択するのですが、「暫定ボールを打ちます!」と宣言します。
こう宣言することで、もしボールを探しても見つからない、もしくは見つかっても打てないときには、ロス時間を最小限にして暫定ボールで競技を続ける(2打罰)ことができます。
ボールが見つかり、そのまま打てるようであれば、無罰で競技を続けることもできます。
もし、暫定球宣言をしないと、1球目のボールが見つかったとしても後からティーイングエリアから打ったボールが有効となってしまいます。
ペナルティエリアでソールができるようになった
新ルールでは、ペナルティエリアでソール(クラブの底を接地させること)することができるようになりました。
ルースインペディメントも取り除くことができます。
もし、マイボールかどうかわからないときは、ボールを拾い上げてボールを確認することはできます。ただし、ボールについた泥などを拭く行為はできません(旧ルールと同じ)。
最後に、今回の出来事の顛末ですが、結局ボールはラフの中に見つかり、そのまま無罰で打つことができました。
3オン2パット、何とかボギーでしのぎました。
アウト44、イン39、トータル83、競技会は3か月ぶり、ラウンドは今年に入って2回目にしてはまぁまぁ、特にバックナインは納得のいくラウンドでした。
ゴルフシーズンも近くなってきました。
今年も大いにゴルフを楽しみましょう!!