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ゴルフ侍
マン振りが全ゴルファーを救う|第15回「モテたい」→「マン振り」
拙者、ゴルフ侍と申す。
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。
「モテたい」と嘆く諸君、「マン振り」をなされよ。
なに? ゴルフでモテたいだと?!
ゴルフでモテたいとは、なんという不届き者であるか。
けしからん。
そもそもゴルフは紳士のスポーツとされ、異性にモテようなどという不純な動機でゴルフを始めること自体、笑止千万。
ゴルフをやる資格はないと切り捨てたいところである。
しかし時代の流れか、近年は晩婚化や未婚化が国家の問題に発展している。
同じ趣味で気の許すパートナーを探すことは今や一般的になっており、ましてやゴルフを愛する者同士であれば百歩譲って免除せざるをえまい。
今話題の「ゴルコン」とは?
諸君は「ゴルコン」という言葉をご存じだろうか?
ゴルコンとは「ゴルフ×合コン」を意味するが、通常の合コンよりも成約率が高いという噂だ。
「ゴルコン」の特徴は以下の3つ。
①ゴルフが共通の趣味である
そもそもゴルフが大好きなのだ。ゴルフが大好きという感情が相手に移ったとしても、何の疑問もない。ゴルフ版の「吊り橋効果」を狙える。
②経済的に豊かな人と出会える
ゴルフは富裕層のスポーツだと言われている。クラブ・車・費用などを考えると、やはり経済的に自由な人が多いのは事実だ。
③相手の素の性格が分かる
ゴルフはビジネスでの接待でも使われるほど、相手の「素」が垣間見れる。ミスショットをした時の感情の起伏や、プレースタイル・マナー・言動など、自分の性格に合うかどうかを判断することは容易い。
見事にカップル成立となった場合には、ずっとゴルフで仲を深めていけることだろう。
「マン振り」をするゴルファーは一発で覚えられる
質問だ。
①「マン振り」をするゴルファー
②「マン振り」をしないゴルファー
どちらが魅力的か。
容姿は同等、スコアも同等だったとしよう。
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ほとんどが「マン振り」が印象的なゴルファーを選ぶであろう。
印象にも残らないようであれば存在しないと同義である。
覚えてもらってからは中身で勝負。
ありのままの自分で、自己アピールをするのだ。
第一印象がOBであったとしても、ゴルフ同様にまだ起死回生のチャンスは残されているはずだ。
フェアプレーの精神で、ありのままを磨け。
マン振りせよ。
さらば道は開かれん。