ゴルフバカイラストレーター野村タケオさんお勧め！「堀川未来夢打法」を試す！

こんにちは、JGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。

今回はGridgeでもおなじみのゴルフバカイラストレーターの野村タケオさんがお勧めしていた「堀川未来夢打法」を私が試してみました。

ぶっつけ本番で実践ラウンドに臨みましたがその効果をお伝えします。

あっ！　その前に「堀川未来夢打法」とは何か？　を少し説明させてください。

【これまでの常識を覆す！？】ハンドアップに構える

まずは堀川未来夢プロのアドレスをご覧ください。

アドレスで手の位置をかなりハンドアップになっていますよね！

じつはこれが堀川未来夢打法、一番の特徴なのです。

クラブのソール（クラブヘッドの底の部分）の先端が、まったく浮くことなくピッタリ地面に付いています。

これはあらかじめアドレスでコンタクトの位置を決めてしまい、ダウンスイング後に手元が浮いてしまうスイングエラーを予防する効果があるとのことです。

今までのゴルフスイングの考え方とは真逆の発想なのです！

通常はクラブヘッドの先端部分を10円玉が2～3枚程度入るくらい浮かせてアドレスをします。

これはダウスイングで腕に遠心力がかかり手元が浮いてしまうので、逆算をしてあらかじめ手元を低くしてアドレスをすることを勧めているのです。

ちなみに、堀川未来夢打法は手元を高くして構えることに加えて、前傾角度も浅くします。

動画を見ていただけると分かるように、かなり棒立ちでアドレスをします。

実際に堀川未来夢打法を試してみました！

ぶっつけ本番でこの「堀川未来夢打法」を試してみました。

ふだん、私はハンドダウン気味に構えていますが、今回はかなりハンドアップにしています。

ハンドアップにしたことで前傾角度も浅くなり背筋がピンと伸びています。

今まで気づかなかったのですが背筋が伸びると気持ちが良くなる感じがしました。

気のせいか、体に弛みがなくなり強くスイングができそうな感じもします。

私はドライバーをテーラーメイドのM4を使っていることもあり、ボールがつかまらないことが度々ありました。

しかし、堀川未来夢打法にすると少しだけボールがつかまり、いい感じのドローボールをドライバーで打つことができました。

野村タケオさんは「ドライバーなど長いクラブはいまいちつかまらない」と感想を書いていましたが、私の場合は逆にとても良い感じ！

やはり個々のスイングスタイルによって結果が異なるようです。

ラウンドしながら「堀川未来夢打法、私に合ってるかも！？」と感じながらプレイしました。

しかしアイアンショットが、いまいち方向性が整いません。

アイアンは方向性が命なのに、狙った方向よりかなり左へ飛んでしまうのです！

ドライバーは80％以上フェアウェイをとらえられたのにアイアンのパーオン率が50％を切り、最初の9ホールはモヤモヤしてしまいました。

そしてアプローチショットでもハンドアップにしてみたらとても良い感触でした。

ウェッジのリーディングエッジが芝生に引っかかることが少なく、ソールが滑りやすくなり、抜けの良いコンタクトができるようになったのです！

個人的にはドライバーとアプローチショットは堀川未来夢打法の効果をかなり感じました。

前半撃沈したアイアンショットですが、後半はボールの位置を右足寄りに置くよう変更！

ボールの位置でつかまり具合を少し抑えてたら、その後は上手く方向性を整えることができました。

飛距離については爆発的な違いは感じられなかったものの、アドレスとコンタクトでの手元の位置が揃い、結果的にミート率が上がりアベレージの飛距離が伸びたように感じました。

このあともアンアンショットではボールを置く位置を調整し、しばらく様子を見ながら「堀川未来夢打法」を続けてみようと思います。

みなさんも、ぜひお試しください！

お宝動画！？ 堀川未来夢プロはこんなトレーニングをしていた！

堀川未来夢プロのことを調べていたら、トレーニング風景の動画を発見！

3㎏のメディシンボールを使い、体の回転と腕の振りのタイミングをあわせ、繰り返しトレーニングをしています。

そして一緒にトレーニングをしている藤本佳則プロのメディシンボールを投げているスピードが半端じゃない速さです。

さすが日本ツアーでもトップクラスの飛ばし屋ですね！

堀川未来夢プロは陰ではこんなトレーニングをおこない飛距離の源である「スピードと正確なリリース」を磨いていたんですね！

みなさんも堀川未来夢打法にくわえて、トレーニング方法もぜひ参考にしてみてください。

ではまた次回Gridgeでお会いしましょう。