90切りにはコツがある!必要な考え方や練習方法を身に着けよう

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ゴルフを始めてから100の壁を超えることを目指し、100切りをしてからスコアが安定してくると、次の目標は、いよいよ90切りではないでしょうか?

100を切った人なら、単純に現在のスコアを10打程度縮めることが必要になります。

これまでと同じことをしていては、同じスコアのままで終わってしまいます。

そうならないために、目標である90切りをするための、コツや練習方法は何が必要か? それらを身に着けていきましょう。

90切りとは? 80台のイメージは?

90切りとは? 80台のイメージは?

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ゴルフスコア90切りとは、イコール80台ということですね。

平均的なゴルファー、いわゆる「アベレージゴルファー」の平均スコアは90~110くらいと言われています。

好不調は誰にでもありますので、スコアに多少のバラつきはありますが、各々のトータルの平均スコアとしては、100前後がアベレージゴルファーと言えます。

90を切って80台のスコアを出せるようになれば、アベレージゴルファーからの卒業と言えるでしょう。

80台を出すには、17オーバーのスコアまでで1ラウンドを終えなければなりません。

まだまだハーフで17オーバーする場合もある初心者ゴルファーや、100切りを達成したばかりのゴルファーからは、いきなり遠い存在に見えてくるかもしれません。

アマチュアゴルファーがゴルフスコアで80台を出すということは、確かに簡単なことではありません。

けれど、90台を出して初心者脱却、80台で中級者、70台で上級者とレベル分けして言われる場合もある通り、80台は、90台を出した人にとって目指すスコアです。

そしてそれは、超えられない壁というわけではありません。

コースでのマネジメント、そして、普段での練習方法を見直すことで、思ったよりも早く90切りを達成できるかもしれませんよ。

全ホールボギーで、最終スコアは90となる

全ホールボギーで、最終スコアは90となる

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まず、スコアの考え方です。

ゴルフは、全18ホールを回り、スコアを集計したトータルの数字で競います。

18ホールが全部ボギー(規定のスコアであるパーより、プラス1打で上がること)であれば、18オーバーの90で上がることができます。

80台を出すには、全部のホールでボギーで上がる中の、どれか1ホールでパーを取れば良いだけです。

どうでしょう? それだけ? と思った方もいるかもしれません。80台を出すということは、実はそれだけなんです。

90切りを目指す人の中には、100切りが安定してきたという人がいると思います。だからこそ、90切りを達成させたいですよね。

そういった方は、パーを取れる数も増えてきたのではないでしょうか?

パーは取れるけれど、他のホールでダブルボギーやトリプルボギーなどを打ってしまっていて、80台が出ないという人も多く見受けられます。

ダブルボギーをボギーに、トリプルボギーをダブルボギーにして1打1打縮めるだけで、90切りを達成したという人は、本当にたくさんいるのです。

まずは、「80台は難しいもの」という考え方を捨て、簡単に考えていきましょう。

「ボギーで良い」という想いは、身体にガチガチに入った力を抜けさせてくれ、ゴルフ自体、気楽にリラックスしてできるようになるかもしれません。

ボギーを取ることは簡単なのか難しいのか?

ボギーを取ることは簡単なのか難しいのか?

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それでは、「ボギーで良い」という考え方ですが、そもそもボギーを取ることは、簡単なのでしょうか? それとも難しいのでしょうか?

例えばパー4のホールでは、3打でグリーンオンして、2パットでカップイン。これでボギーです。

パー5のホールでは、4打でグリーンオンして、2パットでカップイン。パー3なら、ファーストショットがグリーンを外れても、アプローチで乗せて、2パットで、ボギーです。

これをすべてのホールで達成すれば、オールボギーの達成です。

文章で書いてみると非常に簡単なように思えます。

パーオン(パー4の場合、2打目でグリーンオンすること。パー5なら3打目、パー3なら1打目でグリーンオンすること)することもたまにはあるかもしれませんし、思ったようにボギーオン(パーオンより1打多い打数でグリーンオンすること)ができないかもしれません。

よって、18ホールすべてでミスなく、安定してボギーを取る回り方は、非常に難しいと言わざるを得ないでしょう。

1つのOBが、3パットが、ショットがラフやバンカーに入ったことが、すべてがスコアに影響を与えることが考えられ、とにかくいろいろなことが想定されます。

ボギーを1つ取ることはさほど難しいことではないかもしれません。

けれど、ボギーを安定して取り続けることにはかなりのプレー精度を要求されます。

自分の実力を把握して、90切りまでのプランを立てるのがコツ

自分の実力を把握して、90切りまでのプランを立てるのがコツ

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90切りをするために、何が足りないのか、まずは自分の実力を把握することが大切です。

毎回ラウンドをした後に、スコアカードを見直していますか?

もし、点数だけ覚えておいてスコアカード自体は見ずにそのまま捨ててしまうという人は、とてももったいないことをしています。

スコアカードを保管しているという人は、どこまでの情報を記載していますか?

1ホールごとのスコアと、余裕があればパット数を書いている、という人は、もう少しだけ情報量を増やしてみることをおすすめします。

スコアカードにフェアウェイをキープしたかどうか、スコアとパット数、グリーン周りからバンカーショットをしたかどうか、池などのペナルティを受けたかどうかなどを記録しておけば、そこからティーショットのフェアウェイキープ率、パーオン率、パット数、リカバリー率、バンカーに入った数、池に入った数やペナルティーの数などが読み取れます。

いまの自分が、フェアウェイキープができてないのか? パーオン率が低いのか? バンカーが苦手なのか? など、自分のいろいろな情報を読み取ることができます。

それを元に練習をすれば、得意を伸ばし、苦手を克服することができるのです。

最近ではスコアを入れるだけで、パーセンテージで目に見えて分かりやすく教えてくれる専用のスマホアプリもたくさん出ています。そういったものを活用していくのも良いですね。

では、90切りをするための、ティーショットからそれぞれの場面についての、考え方を見ていきましょう。

この考え方が身に着けば、自然とリラックスして良いゴルフができていくことでしょう。

ドライバーで飛距離は必要ないが安定は絶対条件

ドライバーで飛距離は必要ないが安定は絶対条件

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ボギーペースでの回り方を考えると、ドライバーショットの安定は絶対条件とも言えるでしょう。

ほとんどの人がショートホール(パー3)以外の各ホールで、最初に握るクラブがドライバーです。

ボギーペースで回るための絶対条件は、ドライバーでのOBやペナルティを避け、2打目が確実に打てる場所へ打つことです。これができなければ、ボギーペースなんてすぐに崩れてしまいます。

そのためにはやはり自分の飛距離を知ることと、飛ばすことよりも安定性を意識してスイングすることです。

「どうしても飛ばしたい!」という人もゴルファーの中にはいると思います。

しかし、飛ばすために力を入れてドライバーを振った結果、ボールが曲がってOBになってしまったら、打ち直しが3打目、そこから上手くいってもほとんどの場合ダブルボギー以上になってしまうので、ボギーペースに対してすぐに“借金”ができてしまいます。

飛距離を求め過ぎることで力みにつながり、身体も回らなくなり、どうしても普段の力を発揮できなくなります。そうなると、安定性を欠くことにつながりやすくなってしまうのです。

リラックスして、OBやペナルティを避けることを第一に考えましょう。

セカンドは無理に乗せなくても大丈夫

セカンドは無理に乗せなくても大丈夫

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ドライバーを打った後のセカンドショットでは、どのクラブを使うでしょう?

距離が残っている人はフェアウェイウッドやユーティリティ、もう少し飛んだ人は、アイアンやウェッジを持つかもしれません。

セカンドでは何を考えますか?

そう、「グリーンに乗せる」ことですよね。

けれど、距離が大きく残っていたり、無理にその距離を打って乗せようと思ったらハザードに入れてしまったり、最悪な場合は2打目でOBやペナルティということにもなりかねません。

そこでセカンドでは、「乗せなくても大丈夫」と覚えておきましょう。

本当は、プロのように2打で乗せて2打(または1打)で上がりたいかもしれません。

けれど、90切りを目指す人が狙うのはあくまで「ボギーペース」です。

ボギーペースで上がるためには、セカンドは乗せなくても良く、あくまでミドルホール(パー4)では3打でグリーンをとらえる「ボギーオン」、ロングホール(パー5)でも4打でグリーンに乗せる「ボギーオン」で大丈夫なのです。

ボギーオンしたとしても、そこから2パットで入れればボギー、目標達成なのです。

もちろん、周囲のハザードも気にならず、狙える状況であればグリーンを狙っていくのは大いに結構です。

状況を見て、無理に乗せる必要はない、ということを覚えておきましょう。

アプローチは寄らなくても乗せてOK

アプローチは寄らなくても乗せてOK

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セカンドを乗せなかった後は、ウェッジを使ってコントロールショットでボールをグリーンに運びます。

このときも、「1パット圏内に寄せてパーを取ってやろう」と思ってはいけません。この考えも、身体に力が入り普段の動きができなくなってしまう要因になりかねません。

このときの考え方は、「寄らなくても乗れば良い」です。

アプローチで寄らなくても、ボギーオンであれば、パターで2打で上がってボギーです。

変に“寄せワン”(アプローチでグリーンに乗せた後のパットを1打で上がること)を狙ってしまうと、ダフったりトップしたりのミスになることも少なくありません。

必ず寄せなければいけない状況などがあったときのために、アプローチの練習は欠かせません。

しかし、ボギーペースを狙う現在であれば、グリーンの広いところにポンとボールを置いていきましょう。それで寄ってくれたら儲け物、くらいの考えでいいでしょう。

短くても大きな1打、グリーンでのパッティング

短くても大きな1打、グリーンでのパッティング

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グリーンでのパッティングはとても重要です。

3メートル以上のロングパットを決めるのも、それを外して10センチのショートパットを決めるのも、同じ1打として、スコアに影響があるものだからです。

パッティングするとき、何を意識していますか?

パット数を少なく抑えようと1パットで沈めようとライン読みを意識している、タッチを意識している、まっすぐ出すように意識している……。パッティングで意識する点は本当にさまざまです。

まず1パット目は、ジャストタッチでボールをカップに沈めるように狙っていきましょう。

カップインを狙った結果が寄せになり、2パットで決める、という考え方です。

こうすることで、仮に1パットで沈めたホールが1つや2つあったとすれば、パーが取れ、それだけでスコアと心に余裕が生まれ、90切りに向かって道が開けていきます。

ここでは、ジャストタッチが大切です。

「強めにまっすぐ」などと考えてしまうと、オーバーしてカップを外した上に2パット目の距離も残ってしまうことになりかねません。

外れても、1パットで簡単に入れられる距離を残すため、タッチは必ずジャストタッチを心掛けましょう。

バンカーショットも出すだけという考え方

バンカーショットも出すだけという考え方

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気を付けていたのに、自分のボールがバンカーにつかまってしまった!

風の影響やミスショット、距離の読み違いなどが原因で、意図はしていなくても、そのような状況は多く訪れます。

ここで大切なのは、「バンカーショットは出すだけ」という考え方です。

ティーショットがバンカーに入ってしまった、アプローチでグリーン横のバンカーに入ってしまったなど、状況はさまざまだと思います。

しかし、どんな状況であっても、バンカーで無理をしてしまった結果、1打で出すことができず、2打、3打と余計な打数を積み重ねてしまうことは大いにあり得ます。

バンカーに自分のボールが入ってしまったら、とりあえず出すことだけを考えて、ボールを打ってみましょう。

その考え方が気持ちをリラックスさせ、思ったよりも良い結果を導きます。また、バンカーに入ったことでダブルボギーやトリプルボギーを叩いたとしても、沈まず、次へ切り替える気持ちが大切です。

ラウンドでミスが多発しても落ち着いて応急処置を

ラウンドでミスが多発しても落ち着いて応急処置を

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基本的に、ラウンド中にミスが出ても、いきなりスイング自体を変えることはおすすめできません。余計に混乱して、どう振って良いのか分からないという状況になりかねません。

しかし、同じミスが多発してしまう場合、その場の応急処置が必要になることも。

ラウンド中に多いミスが、トップやダフリ、突然のシャンクです。

シャンクはゴルフクラブの根っこの部分にボールが当たり、極端に右に飛んでいってしまうことです。

その原因の一つとして、インパクトで身体の位置がアドレス時よりも前にズレてしまい、クラブの軌道がアウトサイドインになってしまうことが挙げられます。

そんなときは、極端なほどハンドファーストを作り、クラブを振っていきましょう。

こうすることでスイング軌道が修正され、シャンクの多発を食い止められます。

また、構えた場所よりも離れた場所にクラブが降りてくることでシャンクするので、応急処置としては、単純にクラブのトウ側(先のほう)でボールを打つように構えるのも有効です。

また、急なトップやダフリ。

これらには、いろいろな原因が考えられますが、その多くはボールの手前の地面を叩いてのダフリか、そこからクラブのソールが跳ねてのトップです。

これを防ぐには、最初から左足体重で構え、体重移動を抑えて打つという方法が効果があります。

もしくはスイングはそのままボールを少し内側に入れるという単純な方法も応急処置としては有効です。

いずれの方法も、少しスイングをコンパクトにするとより効果があります。

コースマネジメントを徹底する

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90切りに必要なことは、「ナイスショット」ではなく、「コースマネジメント」であると言えます。

コースマネジメントとは、そのホールを全体的に見て、どこにボールを置いていくと目標の打数で上がれるかを戦略を立てるものです。

ゴルフ場は、ホールごとに、池やバンカーのハザードがあったり、ドッグレッグと言って、まっすぐだけではなく、右や左にコースが曲がっているところもいくつもあります。

ただまっすぐ飛ばすだけを考えていると、そういった設計者の罠に引っかかりかねません。

どこに1打目を置き、2打目を打ち、3打目で乗せていくか。ピン位置を確認し、戦略を立ててから、ティーショットを打っていきましょう。

選ぶクラブにしっかり理由付けを!

選ぶクラブにしっかり理由付けを!

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これは自分のアイアンやウェッジの飛距離を知ることにもつながっています。

例えば残り150ヤード、本来なら7番の距離だけど、風がフォローだから9番で、といった具合です。

なんとなくその番手が得意だから、直感でこっちにしようかな、といった考え方では上手くハマったとしても偶然結果が良かっただけ、となってしまいます。

これではスコアに直結してきませんし、自分の経験値としてもあまり意味のないものになってしまう可能性があります。

距離や自然条件、傾斜やランの具合などさまざまな要因を考えて、選択するクラブにはしっかりした理由付けをするようにしましょう。

ゴルフクラブを見直してみるのも良いかも

ゴルフクラブを見直してみるのも良いかも

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いま使っているゴルフクラブは、どんなもので、どうしてそれを選びましたか?

ゴルフクラブにこだわりを持って、工房を訪ねて自分専用のものを作る人もいれば、中古でお手軽なものを、お値打ちに買って使用している人もいます。

これらにどちらが良い、悪いはありません。

しかし、そのゴルフクラブが自分に合っているかどうかというのは、一度確認するのが良いと思います。

人それぞれゴルフスイングが違い、ヘッドスピードも違うので、使用するゴルフクラブによって、飛距離にも差が出てきます。

もしかしたら、いま使っているゴルフクラブは、ハイスペックであったり、逆に、もう少し良いものを振れる力がついていたりするかもしれません。

本当にいま使っているゴルフクラブで良いのか? これを機会に、見直しを考えても良いかもしれません。

90を切るためには実戦に近い練習が効果的

90を切るためには実戦に近い練習が効果的

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日頃練習をしているという方で、実戦的な練習をしている人は、どれくらいいるでしょう?

アプローチを数球やって、あとは短いクラブから順にフルスイングの練習……という人もいるかもしれません。

しかし、90切りを目指すなら、実戦に近い練習方法が効果的です。

例えばラウンドで、左右とも狭いホールで、どこに飛んでいってしまうか分からないドライバーのフルスイングを選択しますか?

それよりも良い選択肢は、ボールを低くセットして、低いボールを方向性良く飛ばす方法かもしれません。

また、中途半端な距離のアプローチで、届かないクラブで思い切ったフルスイングをするよりは、大き目のクラブで肩から肩のクォーターショットを打ったほうが良いかもしれません。

実際のラウンドでそのような作戦を考え、実行するには、普段から練習が必要です。

コースマネジメントを考えながら、どんなボールが有効かを見極め、そのための練習に時間を費やしていきましょう。そうすることで、本番でも、良いスイングができていきますよ。


さて、ここまでボギーペースでの回り方のコツを見ていきました。

当たり前のことかもしれませんが、基本的なことを再認識してゴルファーとしての階段を登って行きましょう!
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ミスター33

巨人とゴルフが大好きな東京在住の40代おっさんゴルファーです。

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