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シューズのインソールを替えて安定スイング!

ゴルフシューズに限ったことではありませんが、最近、靴に性能の高いインソールを装着することで姿勢を良くして、膝や腰への負担を減らし、体幹も強くなるという話が多く聞かれるようになりました。

立ちながら、歩きながらの、足裏への荷重を計測して自分専用のインソールを製作することもできます。

オリジナル製作は靴代よりも高くつくようですが、インソールですから日常の靴へ使い回すこともできますので、決して高い買い物という感じでもありません。

ナイキシューズの純正インソールにおける問題

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そもそも今回インソールを替えようと思ったコトの発端は、初めてナイキのシューズでラウンドしたときに、幾度ものシャンクに見舞われたことによります。

ほんのわずかではあるのですが、踵(かかと)が高く感じられ、ダウンスイングでいつもより前のめりになりやすい気がしたのです。

元々、4スタンス理論でいうところの踵外側重心(B2タイプ)の私は、爪先重心になりやすいシューズだと調子が悪くなります。

もっと踵に重心を乗せやすいシューズにしようかと悩んでいたところ、多種多様なインソールが発売されていることを知ったのです。

FEET in DESIGNで足裏荷重を計測

インソール購入前に百貨店のイベントスペースでオーダーメイドインソールのFEET in DESIGNが無料計測を行っていたので体験してみました。

立ち姿勢と歩行時の圧を測ってみると、やはり踵重心で、歩行の際に両足とも親指に抜けるような重心移動ができておらず、外反母趾の危険性もおおいにあり得るとの診断でした。

アドバイザーの方は「インソールを替えるだけで飛ぶようになる方も多いですし、スコア改善に効果あります」と言います。

試しに既製品のインソールを履いてみたところ、体幹テストにも楽々パスしましたし、歩いていて余計な力みを必要としないこともわかりました。

たしかにスイングへの影響はあるでしょうし、ラウンド中の疲れ方にも差が出ると思われます。

土踏まずがしっかり

FEET in DESIGNでは計測だけで終わりましたが(既製品で1万円、オーダーメイドで3万円とのことで躊躇してしまいました)、アマゾンでシダス『ゴルフプラス インソール』を見つけ、レビューの評判も良かったので購入してみました。

写真の通り、土踏まずが大きくラウンドしていて、材質は硬いのですがバネが効いていて痛みはなく、何よりバランスよく足を踏みしめられるようにできています。

私のシューズは2Eタイプでやや細身なので、インソールの周囲(青い部分)をハサミで切り落としてサイズの微調整を行ってから、シューズにはめ込みました。

履いてみると、シューズがまったくの別物になっています。純正のインソールがいかに頼りないかがわかります。

ドライヤーで温めて自分の型をつくる

さらにこのシダス『ゴルフプラス インソール』は、ソール裏面をドライヤーで数分間温めると柔らかくなります。温めたインソールの上に乗って自分の足型により近づけることが可能です。

実際にラウンドしてみて気になるところがあったら、曲げ直して部分的にサポートを高めたり、逆に弱めたりすることができてとても便利です。

プロの足下をサポートするインソール

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シダスに限らず数々のプロ選手がゴルフ用のインソールを使用していますが、今年のダイキンオーキッドレディスで3位タイにつけ、故障による長年の低迷からの復活を予感させた諸見里しのぶ選手も、シダスユーザーです。

多くのプロが採用し、「スイングが安定する」「疲れない」と絶賛するインソールの効果は疑う余地がありません。

地面とカラダをつなぐ『シューズ』、手とクラブをつなぐ『グローブ』、この2つはゴルフクラブに比べて疎かにされがちですが、安定したスイングと強いインパクトを引き出すために、とても重要な役割を果たしているのです。