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野村タケオ

ゴルフマン【第71話】カチカチシューズ

木曜日のお楽しみゴルフマンの第71話です。

みなさんもカチカチシューズ履いてますよね?

【第71話】カチカチシューズ

最近のゴルフシューズといえば、カチカチとダイヤルを回して足にフィットさせるタイプのものが主流になりつつありますね。

ゴルフショップなんかを覗いても、売られているシューズの7~8割はもうダイヤル式のものじゃないっすか?

ちょっと聞いた話だと、ダイヤル式の靴しか売れないから、ショップもヒモのタイプのものはあまり仕入れないとか。

僕ももちろんダイヤル式のシューズは持っています。

僕はけっこうゴルフシューズが好きで、なんだか気になるシューズをちょこちょこ買ったりしてたら10足くらいがあるような状態になっています(スパイクレスも含む)。

その中でダイヤル式は半分くらいかな~。

ダイヤル式の良いところはなんといっても楽に脱ぎ履きができることっすね。

カチカチっとすぐに履けるし、ラウンド中に少し靴のフィット感が弱いな~と思ったらカチカチと少し締めることもできる。

お昼のレストランで食事中に靴を脱いでるおじさんたちをよく見かけますが、あれもカチカチだとやりやすい。

僕はやらないですが、食事中に靴を脱いで足を楽にするのがたまらなくて、ダイヤル式の靴じゃないともう履けないっていう人も多いみたい。

アマチュアはダイヤル式を履いている人が圧倒的に多いんだけど、不思議な事にプロゴルファーではあまり見かけないですよね。

僕の予想ですが、ダイヤル式のシューズって締まり方が一定じゃないですか。

ある意味毎回同じように締まるって言えるわけですが、場所によって締まり具合を変えたい人には向かないのかもしれませんな。

シューズのトウ側はけっこう締めたいけど、甲の部分はあまり締めたくないとかね。

そういうことがヒモのタイプならやりやすいわけですな。

なので常に歩いてラウンドするプロはシューズに対する要求が多くて、いろいろと自分で締まり具合を調整できるヒモのタイプを履くことが多いんじゃないですかね。

僕も実はヒモのタイプの方が好きなんですよね~。

デザインがヒモのタイプの方が好きってこともありますが、僕の足の形の問題もあってヒモのほうが好きなんです。

日本人の足に多いのは「幅広甲高」と言われますが、僕の場合は「幅狭甲高」。

なので、ダイヤル式でしっかりと締めると甲だけがかなり押さえつけられて痛くなるのですよ。

それがヒモだと調整ができるから痛くならないわけ。

以前シューズのフィッティングをした時に幅が狭いから甲が低ければイタリア製のシュッとした靴が履けるんですけどね~とか言われました。

足だけは日本とイタリアのハーフな僕なのです。