スパイクレスシューズの日常使用が絶対ダメな理由とは？

絶対にダメなんです！

ここ数年、スパイクレスのゴルフシューズが普及し、練習場までの道中や、ゴルフ場までの道中に靴を履き替えることなく、ずっとゴルフシューズを履きっぱなしになっている人がいます。

この行為は全体にやめましょう。自分の知らないところでゴルフ場へ大損害を与えている可能性があります。

外部の菌をゴルフ場へ持ち込む可能性

私たちは気づいていませんが、私たちが何気なく歩いている地面にはたくさんの菌がいます。

または工事用の薬剤が地面に散布されていたりと、地面には目に見えないいろいろなモノが付着しています。

スパイクレスシューズをゴルフ場や練習場の打席以外で履いていると、知らないうちにゴルフシューズの底に菌や薬剤が付着する可能性があります。

そのままゴルフ場へその靴を履いて行き、ラウンドに出るとゴルフシューズの裏に付いているバイ菌や薬剤をゴルフ場の芝に移してしまうことがあるんです！

芝を病気にする可能性が！

基本的に芝生は日本の気候に合わないとされています。そのためゴルフ場は年間数百万から数千万円の肥料や薬剤を投入して、なんとかきれいな状態に保っているのが現状です。

そこへ外部から想定していない菌や薬剤が持ち込まれ、ゴルフ場内を歩き回るとどうなるでしょうか？

仮にスパイクレスシューズに付着して外部から持ち込まれた菌が芝生との相性が悪かった場合、芝生が病気になってしまいあっという間に根腐れや枯れ、変色などが起こってしまいます。

しかもラウンド中にゴルファーが歩き回っているので、被害は広範囲に及ぶことがほとんどです。

みんなで快適な空間をつくろう！

ゴルフではマナーやプレーファストが重要視されます。

これらが重要視される理由は周りへの気遣いです。プレーが遅いと進行が遅れ日没によってラウンドし切れない人が出てしまいますよね？

すべてのマナーは一緒にゴルフ場を共有する人への気遣いで、みんなで快適な空間を作るためのものです。

スパイクレスシューズの持ち込みもゴルファーとしてはマナー違反です！

ゴルフ場の芝生を病気にさせてしまったらそのゴルフ場でプレーする人に不快な思いをさせることになってしまいます。

いままで、ゴルフ場外でもスパイクレスのゴルフシューズを履いていた方は、ぜひ今日から履くのを止めて、ゴルフシューズはゴルフ場でだけ履くようにしましょう！