ゴルフウェア
アビ
ラウンド当日に着るウェア、練習場でも着てますか?
「いやー。ウェアがモコモコしてて、なんかスイングしにくいね」
冬の寒い季節にゴルフ場に来ると、至る場所でこんな声が聞こえてきます。
その服に慣れてないと違和感あるのは当たり前です。この日のラウンドを迎える前にその服を着て練習していますか?
練習着と試合着では、着慣れ方も着心地もまったく違う
私は子供の頃からずっと野球をやっていました。
アマチュア野球の場合、平日は練習で週末が試合というのが大体のスケジュールになります。
練習は長い時間を過ごすし、本当に動きやすい練習着でやります。
一方で試合というのは、自チームのアイデンティティとも言うべきユニフォームを着て臨みます。
ユニフォームはベンチに入る人だけが着ることを許される、ある種の正装みたいなもので、神聖というか、袖を通す時にはいつも緊張していました。
しかしながら、試合用のユニフォームは着慣れていないと、違和感があるんです。
同じ野球のユニフォームやろと言われそうですが、メーカーが違えばサイズや素材も異なりますし、着心地が変わってきます。
日々の練習の成果を発揮するはずの試合なのに、この着心地の差が微妙な心理的影響を及ぼすのです。
私の場合、袖の部分が非常に気になっていました。
腕を伸ばす時に何となく引っ掛かって突っ張る感じとか、腕を下げた時に袖に密着し過ぎる感じとか。
言葉では表現しづらいのですが、練習の時にはまったく気にならないことが試合では(試合用のユニフォームを着た時には)気になってしまうのです。
そういう嫌な経験をしたくないので、大事な試合の前は、練習の時にも試合用のユニフォームを着て練習するようにしていました。
冬のラウンドでいつも通りにスイングできるようにするために
寒い季節にラウンドをする場合、薄着では寒いのでどうしても普段よりも厚着せざるを得ません。寒さに耐えられないですからね。
そうしないと身体が寒さで固まって、いろいろな箇所をケガしてしまうリスクが高まります。
冬のラウンドでスコアがイマイチになることには、いろいろな要因はあると思います。
身体が冷えてきちんと捻転できていないとか、ヘッドスピードが落ちる、芝生が薄くなってボールとうまくコンタクトできにくい、グリーン面が凍ってしまって止まらない……などなど。
その中でも、厚着でどうしてもモコモコしてしまうウェアの影響というのは非常に大きいと思います。
その違和感を解消するためにどうしたら良いかと言えば、これはこの状態で練習する以外に方法はないように思います。
練習場で、ラウンド当日に着るウェアを着た状態で、ある程度違和感なくスイングできるようにならない限り、払拭するのは難しいです。
私は冬に限った話ではなく、新しいウェアやサンバイザーを買った時、ラウンドで着る前に練習場で試すようにしています。
サングラスも同様に普段から掛けて練習しましょう
私は陽射しがあまり得意ではないため、サングラスはゴルフの必需品です。夏に限らず、1年中サングラスを掛けてラウンドするようにしています。
単純に眩しいということもあるし、紫外線から眼を守るためというのもあります。
晴れの日だけじゃなくて、雨や曇天で空が暗い時を除けば、ほぼ掛けるようにしています。
「サングラス掛けてると、なんかダフっちゃうから嫌なんだよね」
私が常にサングラスを掛けているためか、こんなことを言う方にたまに遭遇します。
もちろん、面と向かっては言いませんが、それは掛けたり掛けなかったりしてるからか、もしくは普段から掛けていないだけだと思っています。
少なくとも帽子とサングラスを掛けた状態で普段から練習していれば、ラウンド当日に変なミスが起きることはないはずです。
冬ゴルフの必需品、貼るカイロ!
冬のラウンドをする時は、可能な限り厚着をしたくないので、保温性の高い機能性アンダーウェアと、上に1枚羽織るだけにしています。
それでも寒い時はもう1枚上に……ではなくベストを着て、腕にはそれ以上のボリュームを出さないようにしています。
そんな薄着で寒さがしのげるのかというと、ウェアの中で工夫しています。
それは、貼るカイロです。
貼る場所は、背中(肩甲骨の間)、腰、お腹(へその下あたり)、左右のふくらはぎの計5枚です。
これだけで、かなり身体を温めてくれます。
貼らないタイプのカイロをポケットに入れて、特に手を温めることもあります。
そこに加えて、靴用のカイロを靴の中に入れて、足先が冷えないようにしています。この靴用のカイロは本当におススメです。
ゴルフに限らず普段の生活でもぜひ使ってみてください。