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プレー中、なぜ帽子をかぶらなければいけないのでしょうか
ゴルフには「なぜ?」と思うようなルールやマナーが存在します。
ほとんどのゴルフ場で帽子やサンバイザーの着用が明文化されていることもその一つ。
初心者だとゴルフの帽子をオシャレぐらいにしか考えておらず、ラウンドに持っていかずに失敗した経験をお持ちの方もいるかもしれません。
そこでここではゴルフで帽子をかぶる理由についてご紹介していきます。
目次
なぜ帽子をかぶらないといけないの? ルール? マナー?
紳士的なスポーツであるゴルフには、初心者が知らないさまざまなルールやマナーがあります。
ラウンド中の帽子着用は、ゴルフのルールブックには記載されていないため、どちらかと言うとマナーの側面で言われているポイントです。そのため帽子をかぶらなくてもルール上の問題はありません。
だからといって帽子をかぶらなくても良いものなのでしょうか。ほとんどのゴルフ場ではプレー中の安全性を考慮して、帽子やサンバイザーの着用を推奨しています。
帽子をかぶることは、熱中症予防やゴルフボールの打球事故予防の役割があり、とても大切なことです。
ラウンド中はしっかりと帽子をかぶっておくようにしましょう!
ゴルフは帽子なしでも大丈夫?
ゴルフのルールブックには、帽子を着用しなければならない、という文言は見つかりません。
そのためゴルフは帽子の着用は推奨されているものの、ルール上帽子を着用しなければいけないわけではありません。
若き日の青木功などはプレー中の写真を見ても、帽子をしていない姿が多いほどです。ルールだけで言えばゴルフは帽子なしでも大丈夫、という見解になります。
ゴルフ場によっては「帽子着用」のドレスコードがある!?
帽子をかぶる理由の一つとして、初心者に知っておいてほしいのが事故防止という側面です。
もしプレーしているプレーヤーのボールが直撃すると大惨事となります。
ゴルフボールが直撃すると、打撲や出血だけではなく、当たり所が悪ければ失明などの危険性も。また過去には死亡事故も報告されています。
打球が頭に当たってしまったら、非常に危険です。
そのためゴルフ場によっては、安全性を考慮してプレー中の帽子着用をドレスコードとして明示しているゴルフ場もあります。
ゴルフのプレー中は帽子があるといろいろ便利!
ゴルフのプレー中で、打球事故の衝撃を緩和する以外に、帽子があると便利なポイントを考えてみましょう。
まずは意図せず打ったボールが打ち込みとなってしまったケース。帽子があるとジェスチャーの小道具として、遠くのプレーヤーに合図を送ることもできます。
帽子のツバに手を添えて軽く頭を下げる、というジェスチャーで謝罪の意思を示すこともできます。
もう1つはプレーを快適にするマーカーを付けておくために、つばのある帽子があるととっても便利です。
帽子やサンバイザーにはツバがついており、マグネット式の土台をつけてマーカーを付けている人がいます。もはやゴルフではこのマーカーが主流になっていますよね。マーカーの着脱も簡単です。
ゴルフのプレー中に帽子があった場合のメリットがこの2点ですが、最近では冷却機能の付いた帽子もあり、熱中症予防にも役立ちます。もちろん、暖かいニットキャップなら冬の防寒に役立ちます。
ゴルフに使う帽子は何がいい?
ゴルフに使う帽子は一体どんなものがいいのでしょうか。
ゴルフ用として販売されている帽子の中にも、たくさんの種類が揃っていますので、自分の好みや季節に応じて快適でおしゃれな帽子を選んでみてください。
ゴルフ用の帽子の中で一番人気なのがキャップ
ゴルフの帽子と言えば、王道なのがキャップです。男性でも女性でも使いやすく、おしゃれ。スポーティさも出せますし、デザインも豊富ですよね。
夏に快適なメッシュ素材が使われたものや、雨でも大丈夫なように防水構造のもの。また冬には起毛で暖かなものなど、いろいろな帽子から選べます。
さらにはゴルフブランドやアパレルブランドの帽子もたくさんありますので、憧れの選手と合わせたり、ウェアとカラーやブランドを合わせるため、キャップをいくつも持っているという人も少なくないでしょう。
メンズもレディースもおしゃれでかわいい! 人気のサンバイザー
おしゃれでかわいい帽子がサンバイザーです。メンズもレディースもたくさんの支持を集めていますよね。中でもインスタグラムなどでよく目にするのが、ゴルフ女子と呼ばれるおしゃれなレディースゴルファーたち。
彼女らのサンバイザー着用率は非常に高く、やっぱりものすごくおしゃれに見えますよね。
ヘアアレンジの幅を広げやすいのがサンバイザーなので、ゴルフをもっとおしゃれに楽しみたい、というゴルファーにはおすすめの帽子です。
冬は愛用者が急増するニット帽
普段はキャップやサンバイザーを着用しているけれど、冬になったらニット帽を着用している、というゴルファーも少なくありません。
その理由はやはり暖かさにあるでしょう。
毛糸で保温効果が高いだけでなく、深くかぶれば耳まで隠せるため、冬の寒風をシャットアウトしてくれます。耳が隠れているかどうかで体感気温が大きく変わってきますのでおすすめです。
またキャップやサンバイザーの上からニット帽をかぶると、キャップやサンバイザーとニット帽のイイトコ取りができちゃいます。メンズでもレディースでも使いやすいのでぜひお試しください。
オールドスタイルならこの帽子!ハンチング
ニッカボッカやオーセンティックなニットベストなどのオールドスタイルがお好みのゴルファーならば、合わせる帽子はハンチングがおすすめとなります。
オールドスタイルにキャップなどでも悪くありませんが、やはりしっくりくるのはハンチングです。
普段はキャップなどを着用しながら、オールドスタイルの時にはハンチングと、ファッションで使い分けるのもグッドです。
個性派ならテンガロンハットがおすすめ
プロゴルファーの片山晋呉プロがかつて着用していたことでもおなじみのテンガロンハット。個性的でかっこいい、と一部のファンから根強い人気を誇っていますよね。
最近はフラットキャップを着用しているイメージですが、テンガロンハット=片山晋呉という印象がすっかり根付いています。
ポロシャツにスラックスという基本的なゴルフのスタイルにもテンガロンハットってとってもおしゃれでマッチします。また女子のミニスカートとの相性もなかなかかわいいんですよね。
ゴルフファッションで個性を出したいのならば、個性を出しやすいテンガロンハットはいかがでしょうか。
ゴルフで使用する帽子を選ぼう
ゴルフの帽子にもたくさんの種類があります。
一般的にはキャップが多く、サンバイザーやハンチング、ハットなどもオシャレですし、冬であればニット帽が防寒対策にグッドです。
ゴルフのプレー中に帽子を着用するのは、やはりそれなりの理由があるんですね。またマナー面だけでなく、ドレスコードとして明示されていれば、ゴルファーはそれに従わなければいけません。
ゴルフで使用する帽子にはたくさんの種類がありますし、ゴルフウェアコーデの幅も広がります。ケガの予防、おしゃれ、プレーの快適さアップ、と3拍子揃ったゴルフでの帽子着用。
ぜひゴルフで使う帽子を選んでみてくださいね。
ここまで、ゴルフの帽子に関する情報をご紹介してきました。
ゴルフは紳士・淑女のスポーツという名残があるため、ルールやマナーが敷居の高さを感じさせますが、そんな決め事の範囲内で自由に帽子のファッションを楽しみましょう。