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ゴルフスイング

Nick Jagger

アプローチはキャリーとランの割合で最適なクラブを選ぼう

アプローチショットは、残りの距離に合わせてクラブを選ぶのが最も標準的な方法と言えます。

ただし、残りの距離というのは、単にピンまで何ヤードというのではなく、グリーンエッジまでと、そこからピンまでの距離の両方を把握することを言います。

キャリーとラン、2つの距離を分けて考える

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つまり、「キャリー」と「ラン」の2つの距離を考えなければいけないのです。

ボールがグリーンエッジに近く、ピンが奥にある状況では、手前のカラーの部分をキャリーさせ、あとは転がしていくのが、最も寄る確率が高く安全な方法になります。

それを基準にクラブを選択するとすれば、やはりロフトの立ったミドル~ショートアイアンが適当になります。

まず転がしていけるのかを考える

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転がしていける状況なのに、わざわざボールを上げる必要はありません。

アプローチはいつもボールを上げるものと考えるのは、融通性が欠けています。

むしろ、まず転がしていけないものかと考えるほうが、結果的にいっても成功率は高いはずです。

ボールを上げる動作はミスにつながる確率が高く、それにキャリーさせる距離をイメージ通りに出すというのは、非常に難しいことです。

クラブのロフト次第でキャリーとランが決まる

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状況に応じて選択するクラブは、5番アイアンからウェッジまでと幅広くします。

ロフト次第でキャリーも、ランする距離も決まってくるので、そうした番手の特性に任せたクラブ選択を行うのです。

そのほうがミスが少なく、寄る確率も高くなるのです。

5番アイアンでキャリーが1、ランが9の割合であれば、7番ならばキャリー2、ランは8の距離、ピッチングウェッジならば、キャリーとランは5対5という具合に、自分なりの目安を決めておけば、実戦で使えるようになるはずです。

最初は「アプローチで5番?」と戸惑うかもしれません。

そういう人は、アプローチで転がしメインで使うクラブをピッチングウェッジ→9番アイアン→8番アイアン……と徐々に番手を上げていってみましょう。

その中で、特にフィーリングの合う番手があれば、転がす時はその番手を中心に考えるようにしてもいいかもしれませんね。