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ゴルフスイング

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スコアアップに即直結する、基本のアプローチ練習法3選!

グリーンまであと数10ヤード。ラウンドに出るとよく遭遇する場面です。

心を律して、さあ打った! けれどもボールはピンをはるかに超え、奥のラフへ行くならまだしも、バンカーや池にポチャリ……なんて経験、あると思います。

フルスイングする必要のないアプローチこそ、練習すれば上達もするし、スコアに直結してくるポイント。

さあ! アプローチ練習に出かけましょう!

アプローチ練習ができる場所

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基本的に、アプローチ練習はどこでできるのでしょうか。

まずは、通常の打ちっ放し練習場。200ヤードも飛ばせるような場所で、数10ヤードのアプローチを練習するのはもったいない気もしますが、常にフルスイングの練習をしていてもスコアは伸びません。

何ヤード飛ばしたかが確認できる練習場で、アプローチ練習をメニューに入れるようにしましょう。

ゴルフ場によっては、パッティンググリーンや打席練習場の近くにアプローチ練習場があるコースもあります。

実際のコースをイメージした作りで、小山になっていたり、そばにバンカーがあったり、実戦に近いアプローチ練習ができるのでオススメです。

また練習場でなくともフルスイングするわけではないので、パターマットやアプローチ用ネットを使って目標物を作り、自宅で練習するのもありです。

アプローチ練習には振り幅で距離感を身に付ける練習方法がおすすめ

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まずはアプローチでどれくらいで打てばどれくらい飛ぶのか、基本となる距離感を養うことが大切です。

力加減ではなく、振り幅で距離感が出せるようにアプローチの練習をしましょう。

方法としては、30ヤードの看板を目指しながら、1打目は5ヤード程度を打ち、2打目はその球を超えるように打ち、3打目はまたその距離を超える……と繰り返していきます。

5ヤード、10ヤード、15ヤードと、最終30ヤードまでどれだけ細かい距離の球が打てるか、ゲーム感覚で練習をしてみましょう。

細かい距離のコントロールができるようになると、アプローチが格段に上手になっているのを実感できるはずです。

ティーアップした球を打つアプローチ練習方法

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アプローチショットはティーアップをして行うものではありません。そのため普段のアプローチ練習でもティーアップなしで地面から打っている人が多いでしょう。むしろ当たり前とも言えますよね。

しかしティーアップしてアプローチ練習をしてみると、意外にもメリットが多いことに気付くでしょう。アプローチの距離感を身に付けるためには安定して常に芯で打つことが大切です。ティーアップして宙に浮いているボールにきっちりアジャストできるように、アプローチ練習をしてみましょう。

このときも距離やボールの高さ、両手、片手などいろいろなバリエーションでアプローチ練習をすることをおすすめします。

ティーアップしたボールにクリーンに当てることは、軽く打つだけのアプローチでも実はものすごく難しいのです。

スイングとアプローチ上達の効率を上げる練習方法

初心者は特に、基本の型がまだまだ身に付いていないことは多いと思います。

そのような状態では、アプローチも腕・手首だけで手加減する手打ちのクセが身に付いてしまう恐れがあります。

そんなときはスイングの基本動作もしっかり踏まえながらアプローチ練習をするのがオススメです。

雑巾をボールの後ろに10センチほど離して置き、その隙間を狙ってクラブを正しく入れて打つ練習を反復します。

腕や手首だけでスイングを調整しているようであれば雑巾に当たってしまいます。

常に胸の正面に両腕でできた三角形があることを意識して、体の回転だけでボールを運ぶ感覚でアプローチしてみましょう。

これをすれば手打ちになりやすいアプローチのスイングを矯正しながら練習ができます。

ちなみにこの練習は、アイアンできちんとしたダウンブローを身に付けるのにも役立ちます。

上記3つのアプローチ練習を繰り返し行ってアプローチ名人を目指しましょう! 自然とスコアも縮まっているはずですよ!

自宅でできるおすすめのアプローチ練習方法!1ヤードアプローチ

自宅でできる練習方法で一番おすすめなのが1ヤードアプローチです。

動画では屋外でやっていますが、動画後半からはパターマットを使ってアプローチ練習をしています。これなら自宅のリビングや廊下でも簡単にアプローチ練習ができますのでおすすめです。

しかもパターマットを硬いところに設置すれば、ハンドファーストでインパクトしなければバウンスが邪魔をして上手く打てません。自然とハンドファーストのインパクトが身に付いてしまう万能なアプローチ練習の方法なのです。

ボールリターン機能付きのパターマットを使ったアプローチ練習にはもう1つメリットがあります。それは打ったボールが自分のところに返ってくるところです。ボールをたくさん用意しなくても済みますし、狙いどころも明確です。

安い! お手軽! 効果的! と3拍子揃った1ヤードアプローチ。ぜひご自宅の基礎練習としてお試しください!