Gride

bs_banner
gettyimages/903894062
getty

ゴルフスイング

しだしんご

強烈なスピンをかけるには、インパクトでヘッドを加速させること!

こんにちは♪

ピンの手前にバウンドし、「トン、トン、ギュッ!」と強烈なスピンがかかるアプローチは、とても憧れますよね!

今回は、そんなカッコいいショットを打つために必要な「ヘッドの加速」のお話です♪

小さい距離だから「減速」しがち……

getty

フルショットは距離の加減がありませんから、しっかり振り切ればロフト通りのスピンがかかりやすく、グリーンにボールを止めることができます。

しかし、特にフルショットをできない短い距離のアプローチになると、「飛ばしてはいけない」という意識から、インパクトでヘッドが減速してしまう方が非常に多いです。

これでは「フワッ」とした回転の弱いボールしか打つことができません。

それではピン手前にキャリーさせてもスピンがかからずオーバーしますし、それを嫌がるとキャリーが足りずに大幅にショートします。

十分なヘッドスピードがあってこそ、しっかりとピン手前まで突っ込んでいけますし、強烈なスピンで寄せることができるのです。

減速はテークバック「大」→フォロー「小」が原因!!

getty

よく、20ヤードや30ヤードくらいのアプローチショットをミスしたり距離感が合わない人を観察していると、ほとんどの人が50ヤード以上飛ばすかのような大きなテークバックからフォローで力加減をして距離を調整しています。

無意識に「飛び過ぎる」と脳が反応しているのでしょう。これがヘッドにブレーキをかけている大きな原因です。

このようにヘッドを減速させながらやる打ち方は、ボールに適正なスピンを与えられないだけでなく、ダフリやトップなどの「やってはいけないミス」にもつながります。

小さなテークバックから思い切りヘッドを加速させましょう!

getty

インパクトでヘッドを加速させるためには、自分が思っている以上に小さなテークバックから、フォローで飛ばす意識が必要です。

これだけでも大きなミスは減りますし、しっかりボールにコンタクトできればかなりのスピン量を得ることができます。

しかしここで、手だけで「ガツン!」と加速させようとするのは厳禁!!

待っているのはザックリかシャンクです。短い距離でもしっかりと体を左にターンさせて打つことが大切です。

小さいテークバックは、慣れていない人にとって、最初は相当違和感があると思いますがぜひチャレンジしてみてください♪