Gride

gettyimages/852121960
getty

ゴルフスイング

meison

グリーン周りのアプローチで最適なクラブ選びとは?

初心者ゴルファーがラウンド経験を重ねていくと、グリーン周りのアプローチに疑問を感じることはありませんか?

どんな状況で、どのクラブを選択し、どこを狙っていくのか……。

今回は、アプローチを行う上での基本パターンを確認してみましょう。

アプローチショットに使用するクラブとは?

getty

グリーン周りのアプローチで使用するゴルフクラブには、7番アイアンから9番アイアン、ウェッジ、パターなどが選択肢になります。

ウェッジの中でも、ロフト角が51度や56度など、好みに合わせて何本か組み合わせるゴルファーもいるでしょう。

グリーン周りのクラブ選びが初心者ゴルファーを悩ませるのは、その状況が同じではないこともあります。

アプローチショットの一番の目的は、カップに寄せることですが、その後のパッティングを踏まえて狙いどころを見定めましょう。

それがイメージできた後で、どのクラブを使えば打ちやすいのか考えます。

アプローチショットのためにパッティングを考える

getty

アプローチのクラブ選びを考えるために、パッティングを改めて見直してみましょう。

個人差もありますが、一般的には上りのパッティングの方が下りに比べて打ちやすいはずです。

また左右方向に傾斜があったり、段のあるグリーンなら同じ高さにある方が当然、パッティングは容易になります。

以上のことを踏まえると、グリーン周りからアプローチを行う場合に、カップの手前が良いのか奥でも良いのか、右サイドか左サイドなのか……。

大まかでも十分なのでアプローチ後のパッティングまで一連の戦略を練ってみましょう。

ランが使える状況かどうか?

getty

グリーン周りのアプローチショットでは、ランを使って寄せることを最優先します。

なので、まず考えるのはロフト角が立っているアイアンなどを使ってゴロを打つイメージでアプローチショットを考えます。

しかし、途中にバンカーやラフなどがあってゴロで攻めることが難しい状況であれば、初めてその障害を越えるショットを選択します。

初心者でバンカーを苦手にしているなら、真っすぐにカップを狙うのではなく、次のショットで花道から攻めるという選択も悪くありません。

ゴルフで大切なのは、何回でカップインができたかなのです。

キセキを狙うよりも、大ヤケドしないことを優先する!

getty

グリーン周りの深いラフに浮いた状態のボールがあります。

カップはグリーンエッジからそれほど離れていません。

ロフト角があるウェッジでロブを打ちカラーギリギリに落とせば、チップインも可能な状況です。

経験の浅いゴルファーはプロゴルファーにでもなったつもりで大ヤケドします。

さらに芝の奥にボールを押し込んだり、かすってほとんど同じ状況に陥るミスをしてしまいます。

まずアプローチショットで考えるのは、どんな時もグリーンに乗せることです。

ムリをせずにパッティングが行える場所まで確実にボールを運ぶことだけを考えましょう。

このようにボールの状況を見極めてアプローチができるように練習を重ねましょう♪