ゴルフスイング
おっ3
スイングには個性があってもOK!でも……守るべきポイントは3つ!
超個性的なスイングとユニークなプレイスタイルで、『おっ3』注目のチェ・ホソンプロ!
インパクト後にはよろけるようなスイングで、お世辞にもきれいとは言えません。
しかし……。
25歳でクラブを握り、その翌年にはセミプロテストに合格した凄腕なのです。
「スイングには個性があってもOK!」ということを身をもって実証してくれています。
でも、強いゴルファーには共通の部分があると思うのです。
インパクトゾーンで押さえるべきポイント
上の写真のこの部分(フォロースルー)までは、チェ・ホソンの個性をそれほどは感じないと思います(極端に引っ掛けを嫌いフェースターンをしないのはやはり個性的ですが……)。
強いゴルファーは、インパクトゾーンで以下のポイントを押さえていると思います。
・頭が右足の上
・両肩とグリップが作る三角形の形が崩れない
・両股関節を柔らかく使い、腕に力感が感じられない
このポイントさえ押さえていれば、トップの形やフィニッシュには個性があっても問題ないということだと思います。
ジム・フューリック!
2010年Fedex Cup年間王者、PGAツアー通算17勝のジム・フューリックは、極端な“変則8の字スイング”で知られています。
ボールの近くに立ち、外側に高くバックスイングをします。
腰が早く開く動きを見せますが、強烈な引き付けでグリップが身体に近い所を通り、そのスイング軌道は常に同じです。
個性派スイングの持ち主、フューリックも前出の3つのポイントはきれいに守られています。
そのポイントを守り、同じ動きを繰り返しできるのならば、個性は邪魔にはならないと思うのです。
スムーズに動けることがベストです
クネクネとしたフットワークと、スムーズな回転打法が印象的な新井規矩雄プロ。
御覧いただくと、前出のポイントはやはりきれいに守っています。
シャフトが地面と平行になるゾーンの動きが最も大切だということだと思います。
チェホソンのように、フィニッシュなのか酔っ払いなのかわからないスイングもOK!(失礼)
フューリックのように極端なループを描いてもOK!
新井プロのように、クネクネフットワークもOK!
スムーズに、同じ動きを繰り返しできることが肝要なのだと思います。