ゴルフスイング
Nick Jagger
ミスの原因が分からなかったら、9時、6時、3時をチェック!
練習場でミスショットが連発、あるいはラウンド中に突然ショットが乱れ、そこから立て直しが効かないまま、ズルズルと叩いてしまったことは誰にでも経験あるでしょう。
トップの形が悪いのだろうか、左わきが締まってないのだろかなど、ありとあらゆる「形」の軌道修正をしようとするのですが、一瞬のゴルフスイングの中でミスの原因をチェックするのは不可能ですよね。
9時、テークバックは正しく上がっているか
そこでお勧めしたいのが、「9時」、「6時」、「3時」の位置でのチェックです。
この3か所の位置で正しい形を覚えておけば、直接ミスの原因ではない部分をいじって、スイング全体のリズム感を失うこともなくなります。
まず、テークバックですが、グリップが右腰のベルトの位置、つまり9時のところにきたら、体と腕の動きを止めます。
両腕がしっかり伸び、シャフトが地面と平行になっているか、クラブフェースが正面かやや左を向いているかチェックします。
これが第一チェックポイントになります。
6時、インパクトがアドレスの再現になっているか
次は6時の位置です。
つまりインパクトの形です。
インパクトはアドレスの再現といいますが、頭の位置、両肩と胸の向きやグリップの位置などは、アドレスのときとほぼ同じ位置にあるのが理想です。
ただし、左腰だけはスイングをリードする関係上やや先行(反時計回りに回転)した形になります。
3時、右腕が真っすぐ伸びたフォローか
最後にチェックするのが3時の位置です。
フォロースルーで右腕が真っすぐ伸びて、シャフトは地面と平行になります。
また、左手の甲とクラブフェースは後ろを向きます。これが3番目のポイントです。
6時の位置を中心に、9時から3時へ左右対称を意識してゆっくり素振りをすることが、ミスショットの矯正法になるのです。
この3か所のポジションをまずは確認して、ミスショットの修正を試みてください。