ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
バンカーショットを極める10大原則 パート1
こんにちはJGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。
今回は「バンカーショットを極めよう!」をテーマに、上手く打つためのポイントを10個用意しました。
バンカーが苦手な方はもちろん、バンカーショットをピンに寄せたいと思っている方にも読んでいただきたいと思っています。
ではご覧ください。
目次
1.あなたはどこに置いている? ボールポジションはどこが正解なのか?
多くのゴルファーが考えることだと思います。
バンカーショットはどこへボールを置けばよいのか?
ずはり言いましょう!
バンカーショットでは左足かかとの前にボールをセットしてください。
これによりボールと砂を一緒に打つことができたり、ボールを高く上げることができるのです。
2.フェースは開いたほうがいいのか? スクエアがいいのか?
よくゴルフ雑誌には「バンカーショットはフェースを開いて構えること」と書かれています。
そこでフェースを開くとどうなるのか?
反対に開かないとどうなるのかをここで説明します。
バンカーショットでフェースを開くと、クラブヘッドが砂を打つ量が減り、バックスピンが多くかかるようになります。
さらに打ち出されたボールは高く上がり止まりやすくなります。
フェース開かない場合いはその逆の現象が起きます。
3.バンカーショットはボールの手前何センチにクラブを打ち込めばいいのか?
バンカーショットではボールの手前5センチにクラブヘッドを打ち込むことが正解です。
10センチ以上手前を打ってしまと、ボールに力が伝わらなくなりバンカーから出すことができにくくなります。
4.距離の長いバンカーショットと短いバンカーショットの打ち分け方とは?
距離の長いバンカーショットでは転がして寄せる打ち方がお勧め!
そのためには、ロフトの少ないピッチングウェッジ(PW)やアプローチウェッジ(AW)を使い、ボールの高さを抑え、低スピンでバンカーショットをする打ち方が合います。
反対に短いバンカーショットではボール上げて止める打ち方が必要になってきます。
サンドウェッジ(SW)を使い、さらにフェースも開き高いボールでスピンの効いた打ち方をする必要があります。
5.柔らかい砂と硬い砂の打ち方の違いとは?
柔らかい砂ではフェースを開き、ソールを強く使うこと(ソールを砂にぶつけるイメージ)が大切。
反対に雨などで砂が硬くなった場合は、フェースを開かなかったりバウンスの少ないクラブ(AWなど)を使う。
やや鋭角にしっかりしたコンタクトをすることを意識していきましょう。
世界トップランカーのバンカーショットを見てみよう!
リディア・コー選手のバンカーショットです。
アゴの高さはないものの、あごの高さはほぼ直角!
さらにアゴの近くにボールが止まってしまっています。
世界ランカーのプロゴルファーでも難しいバンカーショットだったと思います。
この状況でカップインさせてしまうのですからすごいです。
さすがとしか言葉がありません!!
最後までご覧いただきまして、いつもありがとうございます。
残り5項目はパート2に続きます。
ではまたです!