ゴルフスイング
Nick Jagger
雨の日のバンカーはフェースは開かず、アプローチの2倍の強さで打つ
月に1度のゴルフなのに天候は雨。
雨の日のプレーは普段と違い、レインウェアは着なくちゃいけない、グリップは毎回拭かなくちゃいけないなどなど、誰だってブルーな気持ちになってしまいます。
おまけに飛距離は出ない、ラフに入ればボールに水滴が付いてフライヤーの心配もしなくてはいけません。
特に、水を吸ってしまったバンカーなんかに入れたら、どう対応していいかお手上げではないでしょうか?
クラブフェースは開かない
プロに言わせると、水を吸って砂が締まっている時のバンカーショットはやさしいらしいです。
その理由は、サンドウェッジのヘッドが弾かれるから、簡単にボールが出ていくと言います。
ただ1つ条件があって、クラブフェースは絶対に開かないことです。
目玉の時のようにクラブフェースを被せる必要もありませんが、開いてもいけません。
砂が締まっているので、砂の中にクラブヘッドが入らずにソールが弾かれてトップになるからです。
飛び過ぎに注意する
バンカーショットはフカフカの柔らかい砂よりも固いほうがやさしいのですが、雨で締まっている時は、逆に飛び過ぎに注意しなければなりません。
砂の状態を無視してピンに寄せることばかり考えていると、スパッとクラブヘッドが抜けて、ピンを大オーバーしてしまうことがよくあります。
アプローチショットの2倍の力で打つ
力加減のポイントは、ノーマルな状態のバンカーショットが通常のアプローチショットの3倍で打つとするなら、水を吸ってしまっているバンカーは2倍程度でいいのです。
ピンまで20ヤードでしたら、40ヤードのアプローチショットをするスイングで間に合います。
飛び過ぎると思って、インパクトで力を緩めてはいけません。
はっきり何ヤード打てばいいのかを決め、砂が締まっていることを考慮して、素振りでスイングの大きさを確認することを忘れないでください。