ゴルフスイング
Nick Jagger
振り幅はバックスイング3:フォロー7の“フォロー重視”で飛距離アップ
飛距離を出すためにウェートシフトや体の回転量を多くするといっても、バックスイングからトップスイングにかけては、力を入れ過ぎてはいけません。
飛ばしてやろうと、腕で大きく振り上げて余分な“助走”をつけると、オーバースイングや力みにつながります。
振り幅はバックサイド3、フォローサイド7
そうすると、肝心なインパクトゾーンでヘッドスピードが減速してしまい、パワーが逃げてしまいます。
当然パワーはボールに十分伝えることはできません。
振り幅や力の入れ加減は、通常のスイングであればバックサイド3、フォローサイド7くらいのイメージです。
そのイメージでスイングすると、クラブヘッドは加速していきます。
ここ一番飛ばしにいく時は、トップまでが2割、そこからフィニッシュまでが8割の配分に変えましょう。
フォロースルー重視の素振りが効果的
スコップで砂を放るイメージがまさにそうです。
重いものを遠くに飛ばそうとして、大きく振りかぶると、逆に飛ばすことはできません。
その動きを習得するために、バックスイングで手を腰の高さに上げてからフォロースルー重視で素振りをしたり、実際にボールを打つ練習も効果的です。
重心を落として、低い位置から力を出す
しっかり体が回っていれば、バックサイドが小さくてもボールを飛ばせることがわかります。
また、上からボールを潰すスイング軌道では飛距離が出ません。
レベル(水平)、あるいは少しアッパーブロー気味にヒットしてボールをとらえたいので、普段よりも膝を曲げ、重心を落として構え、低い位置からパワーを出すイメージを持つことです。
ぜひ一度、大きめのフォローサイドを意識してスイングしてみてください。