ゴルフスイング
PAR RUSH 01
無理にピンを狙わない選択もある!〜コース実戦での挑戦〈7〉
久しぶりに、コース実戦での挑戦のシリーズです。
今回も、ラウンドで遭遇した状況への対応を振り返り、その対応が正しかったのか? 別の選択肢はなかったのか? について、改めて考えてみます!
皆さんも、ラウンドで遭遇するかもしれない状況です。ぜひ、参考にしてください!
今日の舞台は、平塚富士見CC・大磯コースです!
当日は、クラブ選手権の決勝がこの大磯コースで行われていて、当然ですがピンポジションは、とても厳しい位置でした!
ピンは各ホールで左右に振られていて、そのためにさまざまな障害物がいつも以上に狙いを難しくしていました。
さらに、この日のグリーンの速さは10フィートで、グリーンは難しく設定されていました。
さて、実戦の状況は、大磯コースの3番ミドルホールです!
(コースマップは平塚富士見カントリークラブ公式サイトより)
ティーショットはやや打ち下ろしで、2打目からかなり打ち上げていく、ほぼストレートなホールです。
今日は左のAグリーン使用でしたが、ピンは右端に切ってありました。
このホールのポイントは、グリーンの30ヤードほど手前にある大木です。
さらに、このAグリーンは、手前からは受けているけど左右は真中が高い饅頭型で、左右は大きく切れ、また奥からはとても速くなっています。
ピンの位置は、エッジギリギリの右側の傾斜に切られていました。
私のティーショットは、フェアウェイのセンターやや右でしたが、ピンは木の向こうに見えることから、2打目は確実に木にかかっていました。
ここで、ユーティリティで打ったショットは会心でしたが、やはり木の上に当たり、手前に跳ね返りました!
そして、3打目は木がまともにスタイミーになるアプローチが残りました。
最初から、ピンを狙わず右エッジを狙う選択肢が正解では?
今回は、ちょうど木の上を越えて2打目で狙いましたが、ピンが右端でグリーンが饅頭型なので、グリーン右半分はどこに乗せても下りのパットになります。
また、大木を越えて止まる球でグリーンを狙うには、ティーショットが相当飛ばないと厳しいです。
後から、タラレバで考えれば、
☆ここでは無理にせずに、左のAグリーンと右のBグリーンの間を狙い、木にかからずに2打目を打っていき、ピンに対して下からのアプローチで、寄せワンを狙うというのが正解ではないかと思います。
★今日は、無理にピンを狙い、結果として木に当たり難しいアプローチになってしまいました。
外れてもやさしいアプローチで攻めるというのも、策の一つだと考えます。
☆今日のピンポジションは、無理にピンを狙いにいく位置ではなく、狙わない選択肢もあるということを学びました!