ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
飛距離をアップさせようとして失敗して来た事 その1
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、飛距離をアップさせようとして失敗して来た事を書いてみたいと思います。
曲がらず、小技が得意です。
私は飛ばないプレーヤで、50歳当時飛距離が240ヤードでレッスンプロになりました。
現在63歳で、当時より10から15ヤード程飛距離が落ちています。
しかし、振る気になれば50歳当時と同じくらい飛ばす事もできますので、気分的に落ち込む事はありません。
仲間のプロとラウンドする時も、ここというホールで2~3発飛ばして置けば「河野ちゃん、飛距離変わらないね」と声を掛けてもらえます。
腰痛を発症してからは、長く安全にプレーをするために作り上げた現在のスイング理論で、ラウンドレッスンなどで楽しくプレーをしています。
ヒールアップ・ヒールダウン。
若い時(遥か昔ですね)には、飛ばそうとしていろいろな事を試して失敗して来ました。
今回は、飛ばそうと思い努力したのですが、失敗してしまった事を述べたいと思います(時系列ではありません。思いつくままです)。
1.左足のヒールダウン
左足をヒールアップをするくら体を右にひねり、ダウンスイングの初めを左足のヒールダウンから始めると、スイングに力強さが生まれボールは曲がりますが飛びました。
しかし、2年後くらいから左の足首に痛みを感じるようになった事と、飛ぶけど曲がってしまい、試合に出ても大事な場面で失敗していたので、ヒールダウン打法は止めました。
2.左肩をアゴの下に入れる
体を捻じれば捻じるほどボールが飛ぶのではないかと思い、左肩を、無理にアゴの下に入れようとしていました。
すると右へのスエーも起こり、頭も右に動いてしまいボールから遠ざかる感じで不安になり、実際にミスを重ねました。
体は、それほどねじれません。
私の場合、体をねじっても、左肩の下にアゴは入りません。
例えば、写真のように椅子に腰かけ(腰を動かせない状態にする)、左肩をアゴの下に入れようとしても、余程体の柔らかい方でない限りできないと思います。
左肩がアゴの下に入るのは、下半身が緩んでいるからできる事で、体は余計な動きをしているだけなのだと気づいたので、練習場でいろいろ試しながら打ち比べて見ました。
①スエーを怖がらず、思い切り左肩をアゴの下に入れて打つ。
②左膝をテークバックで動かさずに、左肩を右にねじれる限界の少し手前で打つ。
①と②では飛距離の差はほとんど感じられず、ミート率と安定感に格段の違いを見たので②の方法で打つ事にしました。
この頃は、上級者の入り口辺りのレベルだったと思います。
この方法で数年は満足していましたが、もう少し飛距離を伸ばして、さらに上のクラスを目指すために、腰で打つ打法にチャレンジしました。
次回その2では、腰の使い方で試した事を述べたいと思います。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。