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ゴルフスイング

オリオット

バックスイングとダウンスイングの時間比に気を配ろう!~黄金比は3:1!?

ラウンド中にミスショットすると、“今、早打ちになっていたよ!”と指摘されることがあります。

緊張したり飛距離を出したい場面になると、十分なバックスイングをしないままダウンスイングに入ってしまうことが原因と考えられます。

そこで、実際のラウンドでバックスイングとダウンスイングの時間がどうなっているのか計測してみました。

バックスイングは0.81秒~2.0秒、ダウンスイングは約0.34秒

計測に使ったセンサーは、以前にも紹介したことのある「ZEPP」。

「ZEPP」センサーはグローブに装着する小型(ジャイロ)センサーで、特に装着感はなく、ラウンド後にセンサーに蓄積されているデータをスマホに転送して解析できます。

ドライバーを使用したのは12ホール、そのバックスイング(テイクバック~トップまで)の時間は0.81秒~2.0秒、ダウンスイング(トップからインパクトまで)の時間は~0.34秒となっていました。

テンポ(時間)比でみると、12回平均で2.9:1ですが、2.4:1~5.2:1までバラツキがあります。

同じドライバーでも、バックスイングの時間にバラツキがあったということになります。

テンポ比3:1は黄金比!?

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プロゴルファーは、バックスイングとダウンスイングの時間に多少違いはありますが、テンポ(時間)比はおおむね3:1になっているようです。

と言うことは、このテンポ比3:1は“黄金比”とでも言うべきものでしょうか。

このテンポ比にバラツキがあると、スイングの安定性に影響しそうなことは容易に想像できます。

コースに出たら、あまり余計なことは考えず、スイングの基本動作にだけ気を付けて、できるだけシンプルに振るようにしたほうが良いのかもしれません。

バックスイング3拍子、ダウンスイング1拍子のリズムが良い?

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テンポ比3:1が良いかは別にして、テンポ比はクラブによらず同じにすることが安定したスイングにつながると考えられます。

テンポ比を3:1にする試みの1つとして、バックスイングのリズムを3拍子、ダウンスイングのリズムを1拍子にすることも考えられます。

「1、2、3、4(ダウンスイング)」のリズムで、それぞれのテンポが同じ時間であればテンポ比が3:1に近くなるはずです。

ただし、テンポ比がどうであれ、ボールを真っすぐ飛ばすにはインパクト前後のクラブフェースのチューニング(特にアームローテーション)は不可欠です。

テンポ比を安定させたうえで、クラブフェースのチューニングをすれば、安定したスイングにつながるかもしれません。

参考にしてみてください。