Gride

gettyimages/139891993

ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

ダフリとトップは同じ原因!?左足体重のダウンスイングで解決!

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、「ダフリとトップ」の原因と、ダフリとトップを引き起こさないスイングに付いて解説させていただきます。

ダフリの原因と現象

gettyimages/185408861

ティーショットがフェアウエー中央に打てて、残り120ヤード。バーディーを取る気満々でピンを狙ったショットが、大ダフリでがっかり。

誰でも経験のある事です。

原因を推定して悪いところを治しておかないと次のラウンドが心配です。

ダフリの場合、考えられる現象と原因とは。

●右肩が下がってしまった
=クラブを引き下ろす時に頭も右肩も下がってしまった。

●体がスエーをしてしまった
=頭が動いた。軸が動いた。
 
●すくい打ちをしてしまった
=右足が軸足になって体重移動ができていない。

●ボールに当たる前に地面にヘッドを叩き付けてしまった
=頭が下がった。ボールを上げようとした。

これらのミスを防ぐには、左足体重(左足が軸)のままの(体重移動をしない)ダウンスイングで、頭が動かないようにすれば防げます。

このように打ちますと、飛距離は少し落ちますがミート率が上がり成功確率が高まります。

どのくらい、飛距離が落ちるのかは個人差がありますので、練習して把握してください。

ダウンブロー

gettyimages/86334953

ダフリの原因としてその他には、ヘッド軌道の最下点を間違えている事も考えられます。

安全で確率高くボールをとらえるには、ヘッド軌道の最下点がボールの少し先になるようにします。

つまりヘッドはボールに当たってもまだ少し下方向に向かうように打ちます。

この事をダウンブローと言います。

フェアウェイから打つ場合、ヘッドの力をすべてボールに伝えるためには、ヘッドが地面に接触する前に、ボールに当たらなければいけません。

ヘッドのリーディングエッジが地面に接触するのは、ボールを打ったところより少し前方になるように打ちます。

そのような打ち方(ダウンブロー)を可能にするには、ハンドファーストに構える事です。

しかし、ボールに接触してからヘッドが下方向に向かわないで上に向かうと、トップ気味の球筋になってしまいます。

トップのミスも原因はダフリとほぼ同じです。

gettyimages/92803074

トップの場合も、原因はダフリとほぼ同じです。

ミスの表れる現象が違うだけで、原因はほぼ同じですから対処方法も同じです。

これらのミスを防ぐには、左足体重のまま(体重移動をしない)ダウンスイングで、頭を動かないようにすれば防げます。

フェアウェイにボールがある場合、薄い芝の上にありますので、インパクトポイントは非常に狭く、体が動いたり、頭が上下をしてしまいますとミスにつながります。

そのような事も考慮して、左足体重のまま(左足の軸のまま)頭の上下動をしないようにスイングすると、スイングもコンパクトになりミート率が高まります。

ボールが少し沈んでいたり、難しい状況からナイスショットするのは至難ですが、普通の状況からダフリやトップのミスをしない、それが上級者です。

最後まで振り切るようにした方が成功確率が高まりますし、見た目も格好良いですよ。


レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。