ゴルフスイング
しだしんご
飛ばない、つかまらない、当たらない……そんな時に試したい素振り3種!
こんにちは♪
ラウンド中に、急にボールに当たらなくなったり、飛ばなくなったり、ひどいスライスが出たりすることはありませんか?
そんな時、ショットの前の素振りを工夫すると、症状が改善されることがあります。
今回は、そんなラウンド中の応急処置として、試していただきたい素振り3つをご紹介したいと思います。
【ボールが飛ばない時】クラブを逆さに持って素振りをする
写真のように、クラブを逆さに持って5回ほど素振りをしてから普通のグリップに持ちかえると、ヘッドがすごく重たく感じると思います。
ボールを飛ばす上で非常に大切なことは、この「クラブヘッドの重さを感じながら振ること」です。
ラウンド中「飛ばしたい」という気持ちなどから腕に力が入ってしまうと、ヘッドの重さを生かす(=遠心力を生かす)ことができなくなって、ボールにしっかりと力を加えられなくなります。
「何だかボールが飛ばないなあ」とか、「ドラコンホールで飛ばしたい!」と思うときは、この「逆さ素振り」を数回やってから、腕の力を抜いてヘッドの重みを感じながらスイングしてみてください。
ヘッドがしっかり効いて、走ってくれますよ!
【ボールがつかまらない時】スプリットハンド素振りを行う
こすり球ばかりでスライスが出る……こんな時は、腕のローテーションが足りないのかも知れません。
右手と左手の間隔をあけてグリップすることにより、インパクト以降積極的に右手が左手を追い越す動きが入り、アームローテーションが身に付きます。
打つ前にこの素振りを数回やって、この腕の動きを意識してスイングすると、ボールのつかまりがよくなります。
【芯に当たらない時】腰から腰のハーフ素振り
ゴルフスイングの土台となる、「ビジネスゾーン」。
腰から腰までのスイングの範囲のことを指しますが、芯に当たらないということは、この範囲の動きに問題がある可能性が高いです。
ここの動きに問題があるにも関わらず、トップやフィニッシュの位置を確認してもあまり意味のないことになります。
まず右腰の前でも左腰の前でもシャフトは飛球線と平行になっているかを確認します。
また、左腰の前ではリーディングエッジをしっかり立てていきましょう。
フォローでリーディングエッジを立てていくことで、ボールをしっかり包み込む動きができて、芯でボールをとらえやすくなります。
この素振りを数回行うことで、スイング中にクラブが正しい軌道を描きやすくなり、結果として芯に当たりやすくなります。
この「ビジネスゾーン」は、すべてのスイングの基礎となるものですので、普段の練習でもぜひ取り入れていただきたいですね♪
ぜひお試しください♪