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ゴルフスイング

Taddy Bear

アプローチの手打ちで悩む人必見!カンタンな素振りだけの修正方法!

アプローチでダフリやトップ。

グリーンをまたぐ往復ビンタはスコアメイクはおろか気分まで消沈してしまいますね。

アプローチミスの原因はいろいろありますが、その1つに上げられるのが“手打ち”。

体が回転しないまま手だけが先行するパターンです。

これ、ショット前の素振りでカンタンに修正できるのです。

心理的プレッシャーが手打ちを誘発する!

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グリーンまで残り20~50ヤード。

普通に考えれば、あるいは練習場であればオンできないほうがおかしい距離でしょう。

ところが本番になると、たとえフェアウェイにボールがあってもミスするのが初心者やアベレージゴルファー。

『この距離であればピンまで近づけたい』とか『オンしなきゃいけない』といった心理的プレッシャーが体を固くして肩の回転を拒み、インパクト前に右肘が体の内側に入ってしまうこと、つまり手打ちがミスの原因の1つです。

右脇が甘い、とも表現されますね。

ウェッジによるロブショットや8~9番アイアンでのピッチショットを、あるいは10ヤード刻みで振り幅をマスターしても、本番で手打ちが出てしまうとすべてが水の泡。

手打ちは、ダフリにトップ、シャンクと、アプローチにおけるあらゆるミスを誘発します。

手打ちの原因は心理的プレッシャーによる『打ち急ぎ』も原因の1つ。

まずは深呼吸して体をリラックスさせましょう。

手打ちを防ぐコツはこれだけ!

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もちろん打つ前はゆったりとしたテンポで素振りすることも必要です。

その素振りの時、ちょっとしたコツを覚えるだけで脇の甘さを修正、つまり手打ちを防ぐことができます。

方法はとてもカンタン。

ウェアの右胸一部(右脇寄り)をつまんで右脇に挟み、そのまま素振りをしてください。

ほんの少しでいいんです。

思いっきり挟むとウェアが伸びてしまうだけでなく見た目も悪くなるので注意しましょう。

フォローまでウェアの一部が右脇に挟まれたままであれば、インパクトまで右肘が体の内側に入ることはなく、肩は自然と回転しています。

また手打ちになるとアドレス時の左手首の角度が変わりやすいのですが、右脇がしっかり締まって肩が回転すれば左手首の角度も維持しやすくなります。

コースにアプローチ練習場があった場合はぜひ試してください。

確実に効果がアップします。

ショートパットにも最適!

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ウェアの右胸一部(右脇寄り)を右脇に挟む練習方法、アプローチだけでなくパットにも有効性を発揮します。

特にショートパット。

プロ選手でも時々、1~1.5メートルのパットを外すように、『入れゴロ外しゴロ』の距離はアプローチと同じ心理的プレッシャーが働き、手打ちのミスが出やすくなります。

結果、スイートスポットに当たらずヒール側やトウ側でヒット、ボールに右や左の回転を与えてしまい、押し出しやヒッカケでカップの横をすり抜けていくわけですね。

パターの打ち方に決まった型はありませんが、基本を重視するなら手首の角度は一定、肩を回転させるストロークが一般的。

この時、右脇が甘いと肩の回転よりもヘッドが先行、つまり手打ちになってしまいます。

ショートパットを打つ前に、ウェアの右胸一部(右脇寄り)を挟んで素振りをしましょう。

その感覚をつかんでおけばショートパットで手打ちになることはありません。

コースに出る前のパッティンググリーンでこの練習をしておけば、ショートパットに自信が持てるはずです。

ただし、ラインと距離を間違えていると右脇が締まっていても入らないので、この2つの確認も忘れずに。