ゴルフスイング
koji
万人に合うレッスンはない!?「実験」でスイングを作り上げる
ゴルフ雑誌やテレビ番組等で様々なレッスンが紹介されています。
私もいろいろ見て参考にするものの、なかなかうまくいかないことも多いです。
スタンスやバックスイングの上げ方、ボールの位置等いろんなレッスンがありますが、万人に当てはまるものはないとも思っています。
万人に通じるレッスンはない!?
「ドライバーは左足のかかとの前」
「左脇の前にボールを置くと力が一番伝わる」
ボールの位置について、数多くのレッスンを見ました。
そして現にその通りにやってみると、うまくいくこともありました。
しかし、プロ全員がボールと体の位置関係が同じわけがないとも思っています。
人それぞれ骨格はバラバラで、プロゴルファーといった鍛え抜いた体の人と、月一ゴルファーでトレーニングはまったくやっていない人とが同じ動きをできるわけもありません。
いろいろ「実験」をしてみる
例えば、ボールはどこに置くのが正解かというレッスンがあるとします。
私は、正解はないと思います。
人それぞれというのが私の考えです。
ドライバーは、左足かかとの前でもいいし、もっと真ん中寄りでもいい。
というと、どこに置いたらいいかわからなくなりそうですが、それを見つけるのが練習と私は思います。
例えばドライバーの場合、左足かかとの前に置いている人は、ボール1~2個分中に入れて打ってみると違う球筋が出るでしょう。
「この辺に置いたらこんな球が出る」ということをいろいろ「実験」してみて、自分の打ちたい球筋が出る場所を見つけるのです。
そこがその人にとっての最適なボールの位置です。
「左足かかとの前」「左脇の前」はそのレッスンをしている人の最適な位置ではないかと思います。
レッスン内容をアレンジし、自分のスイングを作り上げる力
初心者の場合は、レッスンをまずはそのまま飲み込むことも必要でしょう。
そうすることで大まかなゴルフの基本を身に着けることができます。
しかし、ある程度上達したら、レッスンを自分なりに解釈する力も必要になってくるのではないかと思います。
自分で解釈することがいい方向に行くかどうかも、「ゴルフ力」であると思いますが、
自分なりにアレンジして自分のスイングを作り上げることがとても必要だと感じています。
ボールの位置について私の考えを述べましたが、それは一例で、バックスイングの上げ方等も“こうするとこうなる”という「実験」を繰り返すことで、自分のスイングを作り上げるのが練習だと思います。