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ゴルフスイング

しだしんご

“朝イチ”をユーティリティで打つと、ラウンドのリズムが上手くつかめる?

こんにちは♪

いきなりですが、朝イチのティーショットは、ドライバーですか? それとも、フェアウェイウッドでしょうか?

どちらにしても、朝からちゃんと飛んでくれるか、ドキドキしながらティーショットを打っておられる方も多いのではないでしょうか?

それだと朝イチからかなりのプレッシャーを掛けたままスタートダッシュをすることになり、成功したとしても後で息切れしてしまうことにもなり兼ねません。

「いいラウンドは、いいリズム作りから」。

今回はそんなお話です♪

マラソンもペース配分が基本

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マラソン競技は、スタートからゴール地点までの長い距離を目標タイムで走り切るために、「ペース配分」をしっかり組み立てながら臨みます。

いきなりスタートから、まるで100メートル走のように猛ダッシュで駆け抜けていく選手は皆無です。

もしもそんな選手がいたら、すぐに息切れして、タイムどころか完走も難しくなるでしょう。

ゴルフも同じく、18ホールの約4時間という長丁場の中で、いきなり全力疾走を始めればリズムがおかしくなり、好スコアも望めません。

ドライバーに苦手意識のある人が、いきなり朝一のスタートホールでドライバーを振り回すのは、「ペース配分」を崩しているのと同じこと。

ある程度自信のある、そして朝イチにタイミングの合いやすいクラブで「スロースタート」をすることが大切なのです。

練習も短いクラブから始める人がほとんど

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いつものゴルフ練習ではどうでしょう?

いきなり一球目からドライバーを振り回すというより、ウェッジから打つという方が多いのではないでしょうか?

これには理由があって、体がほぐれておらず回らない状態では、長いクラブにタイミングを合わせるのは難しいため、短いクラブで体をほぐしながらタイミングを合わせていくためです。

そうして徐々に長いクラブに移行してタイミングを取っていきます。マラソンの「ペース配分」と同じですね。

ある程度飛距離が稼げて短いクラブが「ユーティリティ」!!

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かといって、ラウンドでいきなりウェッジから打つのは現実的ではありませんし、ある程度距離は稼いでおきたいのも事実です。

そこでおすすめしたいのが、ユーティリティです。

ユーティリティなら、男性の方であれば180~200ヤードくらい飛距離が出ますし、ドライバーやフェアウェイウッドに比べて短いので、体が回らない朝イチにはタイミングが取りやすく、ミスになりにくいのです。

成功するかしないか、ドキドキしながらいきなり長いクラブで「賭け」に出るよりも、ミスする可能性の低いクラブで、リラックスしてティーショットを成功させて、いいリズムをつかんでいってください♪