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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

力感70%程度で、力を抜いて振りましょう!~上達シリーズ第37回

ゴルフ場で見ていると、上半身に力がみなぎっている方が、何と多いことでしょうか?

目一杯の力で振れば飛ぶわけではなく、ミート率を高めるようにゆったりと振るほうが、安定したショットをすることができます。

これは、力感としては、70~80%程度の感じで振るということで、まさにこれが正しいスイングだと思います。

今回は、この力感を目指すスイングを考えます。

条件その1……女子プロのようにゆったりと振ること!

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女子プロのスイングを見ていると、一部の飛ばし屋プロを除いて、決して力感溢れる振り方はしていません。

身体を十分に捻って、ゆったりと大きく振っています!

女子プロのヘッドスピードは、男性のアマチュアと比較しても決して速くはないのに飛んで、安定したショットをしているのは、上半身に無駄な力を入れずに、ヘッドを走らせているからです。

イ・ボミのスイングなどは、その典型でしょう!

力感溢れるスイングではなく、「力感はあまり感じられないが、飛んで曲がらないよね!」と、言われるようなスイングを目指しましょう!

これが力感70~80%程度のスイングです。

条件その2……アドレスで上半身の力を抜くこと! ただし、下半身はどっしりと!

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「力感はあまり感じられないね!」と言われる、ゆったりとしたスイングをするためには、とにかく上半身の力を抜きましょう!

アマチュアは、とかく上半身に力が入り、様々なミスを誘発する原因を作っています。

「女子プロは軽く振っているねぇ!」と見えるのは、特にアドレスの時から上半身の力が抜けていて、無駄な力が入っていないからです。

それでも信じられないくらい飛び、安定しているのです。

しかしその反面、下半身はどっしりとしていて、しっかりと両足が地面をつかんでいます。

この下半身の安定が、その場で回転してヘッドを走らせる、スイングの土台を作っています。

ここで、力感70~80%のスイングを目指すということで注意していただきたいのは、「力を抜いた軽いスイング」と「だらしないスイング」とは違うことです。

ですから、スイングはしっかりするということは、言うまでもありません!

条件その3……上半身の中でも手と肘の脱力が大事!

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力感70~80%程度のスイングを実現するために特に必要なことは、上半身の中でも、手と肘の力を抜くことです!

グリップをギュと握ると肘や肩に力が入ります。ですから、グリップをできるだけ柔らかく握りましょう!

これが、目指す力感の第一歩です。

この柔らかなグリップができたら、次は肘の力が入っていないかを確認しましょう。

そして、この手や肘の力を抜いた状態をバックスイングからフォロースイングまで維持するようにしましょう!

今回は、「力感70~80%を目指すために必要なこととは?」を見てきましたが、ポイントは上半身の脱力〈手と肘の力を抜く〉に尽きます!

さあ、皆さんもぜひ、やってみてください。