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プロゴルファーのスイングを徹底解説! 鈴木愛

こんにちは、ライターのとやです!

今回はプロゴルファーのスイング解説ということで、2019年好スタートを切っている2017年の賞金女王、鈴木愛プロのスイングを見ていきたいと思います。

鈴木愛プロの真骨頂と言えばやはりパッティングなのですが、パー5のスコアをしっかりまとめてくる、取るべきところは押さえてくる勝負強さが光ります。

さて、鈴木愛プロのスイング解説ご覧ください!

フラット気味に開始するバックスイング

鈴木愛プロは、アドレスからバックスイングがフラット気味に始動します。

実は鈴木愛プロのドライビングディスタンスは230ヤードあまり。それほど飛距離が出るタイプではありません。

フラットなバックスイングではアッパー気味のインパクトを作りやすいのと、ドローボールが打ちやすいメリットがあります。

飛ばすタイプではない鈴木愛プロは、ドローボールのランで飛距離を少しでも稼ぐ狙いがあるのかもしれません。

また手をあまり使わずスイングを開始すると、自然とフラットなバックスイングになりやすいので、余計な動きをしないためのバックスイングなのでしょう。

体重移動を大きく使うスイング

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バックスイングが始まると大きく後方に体が動くのがわかりますね。

アドレスではやや右足寄りに重心を置いているのですが、トップの位置ではしっかりと右足に体重を乗せています。

またトップでの切り返しのとき、下半身は沈み込んで体の「割れ」を作り出しています。

これは捻転差を大きく使う動きで、体が戻ろうとする力をスイングパワーに変換していると言えますね。

そのときにも体は開かず、ボールに正対して体重を前に送り込んでいる動きが見られます。

下半身でリズムを作るスイングが持ち味

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鈴木愛プロは、下半身でリズムを作っているスイングが印象的です。

というのも、始動から切り返し、インパクト、フォローとスイングが流れていく中で、常に下半身が上半身の動きをリードしています。

体重を大きく動かしていく動作からも、下半身の体重移動でスイングのパワーを作り出して、上半身は方向性やスイングプレーンを決める舵取りの役割をしているのでしょう。

手首のケガもあって、下半身主導の手首に負担のないスイングへとシフトしている可能性も否定できません。

フォローで前方に大きく流れる

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あまり体が前方に流れるのは良くない、とされていますが鈴木愛プロはインパクト後に大きく体が流れます。

しかしこれはスエーしているわけではなく、インパクトをしてフォローでスイングに引っ張られているだけです。

ダウンスイングで一緒に体がついてきてしまってはいけませんが、しっかりとビハインド・ザ・ボールでスイングしています。

体が前方に大きく流れるのは打った後なので、ショットが不安定になるわけではありません。

ヘッドを低く長く前に出そうとする意識が強いと、この動きが出るゴルファーもいます。持ち球がドローボールだとさらに顕著に出る場合も。

鈴木愛プロもドローボールが持ち球ですね。

上半身のパワーではなく下半身で積極的にスイングを作っている

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鈴木愛プロのスイングで一番大きなポイントは、スイングの主導を常に下半身がリードしているポイントでしょう。

こうすることで大きくボールが暴れることもなく安定してきます。

ドライバーの飛距離やフェアウェイキープ率はそこまで突出したスタッツではありませんが、グリーンに乗せてしまえばそこからの強さは皆さんの知る通りです。

今年は賞金女王に返り咲きなるか、鈴木愛プロに注目していきたいと思います!