ゴルフスイング
とや
【スライス撲滅ドリル】ボールの行方を気にしない!
こんにちは、ライターのとやです!
スライスが頻発するのはアマチュアゴルファーにとってはよくある話。そしてそれが治らないのもまたよくある話・・・。
練習場やコースではボールの行方ってとっても気になりますよね。けれどもボールの行方を気にしない、という練習方法でスライスを撲滅することができるかも?
一体どういうことなのか、見ていきましょう。
ボールの行方を見る=ヘッドアップ?
ボールの行方が見たい、という意識が強すぎるとスイング中に早めに視線が飛球方向に移ります。
こうなるとどうしても目だけって訳にはいきませんから、顔ごと前を向いてしまうんです。人間の身体ってよくできていますから、顔だけ前を向いたら身体はそのままにはなりません。
ちゃんと顔に追随して、身体も前に流れていきます。
これがスイングのフォローなら全然問題はないんですが、インパクト前にすでにこのような状態になってしまっているとスライスなんてちっとも治りません。
顔が前を見ると身体も前に流れる
ボールの行方を早く見ただけで、スライスが出て治らないというのは、身体の向きに関係してきます。
顔が前を向くことで、身体がついてきます。そこで腕やグリップも一緒についてきてくれればいいんですが、肩や腕、手首は可動域が広いので遅れてついてくるんです。
するとゴルフクラブとヘッドはどうなっているのか見てみると、手元が先行してヘッドが遅れてきます。
そう、もうお分かりですね。
・ヘッドアップすること
・身体が開くこと
・ヘッドが遅れてくること
この3つの要素はすべて最初の「ヘッドアップ」によって引き起こされているんです。
ヘッドアップが治らないならボールを見なければいいじゃない
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」とまるでマリー・アントワネットのような見出しになっていますが・・・。
どうしてもヘッドアップによるスライスが治らない人、練習でボールの行方を見ない、という選択肢もアリです!
アドレスでは当然ボールに正対していますので、顔はボールを見たままになります。とりあえずボールを見たまま、ボールの行方を気にせずにインパクト付近を見続けましょう。
ボールを見ないので自然と顔が残り、ボールを打った後の残像が残るようになります。
ボールの行方を見なければ自然と身体が開かない!
ボールの行方を見ないで打てるようになると、インパクト周辺では身体がちゃんと残るようになります。
スライスが止まらない人がこの感覚を覚えることができれば、スライス撲滅まであと一歩。
身体が残ればヘッドも出てきますから、スライスが治るどころかインパクトも厚く感じられるようになるかもしれません。
プロゴルファーのインパクト周辺の画像って、ボールが飛び出しているにも関わらず顔はしっかり残っていますからね。
スライサーの皆さんも「頭を残せ」と言われることは多いと思いますが、それってなかなかすぐに修正するのは難しいんです。
なのでまずはボールの行方を見ないでインパクト周辺だけ見ることを練習に取り入れてみましょう。これができれば勝手に頭は残ってくれますから。