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ミスター33

あえて曲げる!インテンショナルスライスの簡単な打ち方

インテンショナルスライスは、ボールを意図的にスライスさせるショットのことを言います。

意図的にスライスさせることによって、目の前の障害物を迂回させて打つことができます。

そんなインテンショナルスライスを身につけたい方必見です。

基本的にはインテンショナルスライスは使わないほうがいい

インテンショナルスライスの打ち方を紹介する前に、まず覚えておいてもらいたいのが、インテンショナルスライスは使わないのが一番だということです。

技は多彩な方がもちろんスコアアップにはつながりますし、コースの攻め方にも幅が出ます。

ただし、きちんとした型がないのにインテンショナルスライスを覚えると、必要以上にインテンショナルスライスを多用してしまい、自分のフォームを崩してしまう可能性があります。

インテンショナルスライスを打てるようになったからといって使い過ぎないように注意してください。

インテンショナルスライスの打ち方

スライスの理屈は、上の写真の通り、フェースの向きに対してクラブがアウトサイドインにスイングされることです。

これをわざと(インテンショナルに)やりやすくするためには、以下のようにします。

まず、フェースの向きは目標方向に向けたまま、左足を少し下げてオープンスタンスにします。

この時、足をオープンにすることは誰にでも簡単にできると思うのですが、合わせて肩のラインも足と同じように開くことが重要です。

また、ボールは通常の位置よりも少し左足側にします。

あとは、そのままいつも通りのスイングをすることができれば、ボールは勝手にスライスしていきます。

どれくらいスライスさせたいかは、左足の下げる幅、肩のラインで調整してください。

この二つを調節することで、どのくらいアウトサイドインの軌道になるか決まるからです。

ボールの近くに立ちクラブのヒールを上げる

どうしてもインテンショナルスライスを打てないという場合は、いつもよりも少しボールの近くに立つようにしてください。

こうするとバックスイングでクラブの位置が高くなり、縦振りになります。

ボールから遠くに立ち、クラブの位置が低いと、スイングが横振りになりスライスを打ちにくくなるためこの方法も有効です。

インテンショナルスライスの番手選び

インテンショナルスライスの打ち方をすると、インパクトでクラブのフェースが開いてしまいます。

そのためいつものアイアンショットよりもボールが高く飛んでしまいます。

そして飛距離も短くなってしまいますので、インテンショナルスライスを打つときは番手を上げるようにしてください。

距離感は練習でつかむしかありませんが、7番アイアンで打つ距離感なら6番アイアン、6番アイアンで打つ距離感なら5番アイアンといった感じで番手を上げてください。

最適なクラブは人によって違いますが、番手を上げることだけ頭に入れておきましょう。

インテンショナルスライスを自由にコントロールできるようになると、ゴルフの幅が広がります。

ただし、それだけ確実性も下がってしまうことになります。インテンショナルスライスは、ここ一番の勝負どころで使うようにしましょう。