ゴルフスイング
とや
パターはどれくらい浮かせてボールに当てればいいの?
こんにちは、ライターのとやです!
パターのアドレスって皆さんどうしてますか?
ボクはいつもちょっと浮かせて(ソールをしないで)アドレスをしてそのまま戻してくるようにパッティングしています。
で、「ちょっと浮かせて」って一体どれくらいなんだろう? と思いまして。
結局パターはどれくらい浮かせてボールに当てれば一番いいんでしょうか。
いい転がりを得るためにはベストの位置があるはず! ということでご覧ください!
やっぱりスイートスポットのど真ん中だよね
パッティングと言えど、スイートスポットのど真ん中でとらえたほうがしっかり転がってくれるし、打感も気持ちいいもの。
実際にボールとパターを並べてみると、ボールの赤道とパターのフェース面真ん中の高さはかなり違っていることがわかります。
ボールの赤道の高さにパターのフェース真ん中を合わせるためには、いくらかパターを浮かせてインパクトする必要がありそうですよね。
ということは、ボールの赤道高さとパターのフェース高さを調べれば答えは出そうです。
まずはパターの高さから!
パターのフェース真ん中までの高さを調べてみました。
手持ちのパターではフェース真ん中までおよそ12ミリ。
パターによって個体差が大きかったら企画そのものが倒れてしまう可能性がありましたが、個体差はほぼありませんでした。
ちなみにジュニア用のパターでもフェース真ん中まで10ミリだったため、大人用のパターであれば12ミリで考えて良さそうです。
ちなみにピンタイプ、マレットタイプ、ネオマレットタイプなど形状によっても大きな違いは見られませんでした。
続いてボールの赤道高さを調査
ゴルフボールの大きさには基準があるのをご存知でしたか?
直径は42.67ミリ以上とされているんですよね。実際のボールで測定をしてみましたが、やはり43ミリ前後となっていました。
こうした厳密に大きさが定められているものは42.67ミリぴったりに作られることはありません。
なぜなら大量生産の過程でほんの少しのズレが出ることがあるからです。
そのためここではボールの直径を約43ミリと考えてみます。
するとボールの赤道高さはその半分なので21.5ミリとなりますよね。
パターを浮かせる高さはどれくらい?
パターのフェース真ん中が12ミリ。ボールの赤道高さが21.5ミリ。
となりますので、9ミリ~10ミリくらい浮かせてあげると適正な高さになると言えそうですね。
実際9ミリ~10ミリ程度パターを浮かせた画像がこちらです。
確かにボールの真ん中をスイートスポットでちゃんととらえているように見えますね。
実際こうして見てみると、結構パターを浮かせてボールに当てるんだなぁ、という感想を持たれた方も多いんじゃないでしょうか。
これだけ浮かせてボールに当てるのがいい、と言っても、それでもたまにパターがダフることがあるんですよね……。
9ミリの目安は10円玉6枚分!
9ミリ底上げのために使っているのが10円玉6枚。10円玉6枚で大体9ミリ程度に収まります。
「コイン抜き」というパターの練習法もありますが、この場合6~7枚の10円玉を重ねて一番上だけを打つといった練習をすると「パターを浮かせる高さ」が身に付きますね。
いままで闇雲にパター練習をしてきたけれど、なかなか結果が出ないという方はもしかしたらパターを浮かせる高さが毎回変わってしまっていた可能性も否定できません。
パッティングだってしっかり浮かせる高さを合わせて、スイートスポットでとらえるようにすると転がりやタッチも一定になってくるでしょう。
目指せパッティング巧者!