Gride

gettyimages/656303714
getty

ゴルフスイング

もーりー

松田宣浩選手の打撃理論から『右手の使い方』を学ぶ!【後編】

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

ソフトバンクの松田宣浩選手の打撃理論からゴルフの『右手の使い方』を学ぶシリーズの後編になります(何でもゴルフに結びつけて考えてしまうゴルフバカなんです・・・ (^-^; )。

松田選手ってスイングがすごくコンパクトなのに、ホームランを量産するんですよねー…。

スイングは超コンパクト!

getty

右手のパワーを最大限に利用したバットコントロールでボールを飛ばす、という松田選手の打撃理論。

確かにインパクトの衝撃に耐えつつボールを打ち返すには右手のパワーを使うのが効率が良さそうです。

しかし右手が強すぎると、今度はスイングに悪影響が出る危険性をはらんでいます。

松田選手はそのあたりをどうしているのでしょうか。

松田選手のバッティングをよく見ていると、グリップの他にも大きな特徴があることに気づかされます。

そう、バットスイングが超コンパクトなんです。

スイングの始動からインパクトはもちろんですが、特にインパクト後のフォローは物すごくコンパクトです。

チームメートである柳田選手の豪快なフルスイングと比べれば一目瞭然です。

コンパクトスイングでもホームランを量産できる秘密は?

getty

このコンパクトスイングこそが松田選手の『右手のパワー』を最大限に発揮させている源なんですね。

松田選手は体の前方(投手寄りの位置)でボールをとらえて押し込むようにボールを叩くために、わざとスイングをコンパクトにしているしフォローもあまり重要視していないようです。

ただ、これだから右手を積極的に使っても大丈夫なんですよね。

インパクト前後の最小限の動きの中だけで右手を目一杯使っているから、必要以上に右手が悪さをすることもありません。

むしろミート率がアップするので、スイングがコンパクトでも強いボールを打つことができるわけです。

そういえば松田選手のホームランって、大きな放物線を描くというよりはライナー性の強い弾道が多い気がします。

ゴルフも右手は最小限の動きで効率よくパワーを伝えつつスイングはコンパクトに!

getty

さて、最後の最後に本題のゴルフに話を戻します(笑)。

松田選手の右手の使い方とコンパクトスイングはそのままゴルフスイングに置き換えられると思うんです。

まずゴルフスイングでも飛距離アップや方向性の向上のために右手を使いますが、その右手を使う(意識する)範囲はインパクト前後の必要最小限にします(必要最小限の動きであれば、右手が余計な悪さもしないと思います)。

さらにバックスイングとフォローはコンパクトに収めます。

スイングをコンパクトにすることで多少はヘッドスピードが下がるかもしれませんが、その代わりに(フェースコントロールや右手の押し込みによる)ミート率や方向性が良くなれば、逆に飛距離はアップすると思います。

いかがですか?

松田選手の打撃理論がピシャリ当てはまるでしょう?

ちなみに松田選手は基本的にホームランを狙わずに、ボールをしっかりミートさせて強烈なライナーで野手の間を抜く中距離バッターを意識していて、その延長でホームランが出ればOKという考え方だそうです。

我々アマチュアゴルファーも距離を欲張らずに、インパクト前後の最小限の右手の動きで効率よくパワーを伝えつつ、コンパクトスイングを心がけたほうが、松田選手のホームランのような強いライナー性のビッグドライブのボールを打てるのではないでしょうか。

といことで今回はこのへんで。

それでは、また!