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ゴルフスイング

オリオット

アプローチはできるだけリスクを避けることがスコアアップにつながる!

こんにちは~、オリオットです。

グリーン周りからのアプローチは、短い距離ですがとても難しいショットの一つではないでしょうか。

スコアを縮めるには、リスクを避けて確実な方法を選択することが重要です。

そこで今日は、その方法について考えてみましょう。

アプローチショットのクラブは一つ、打ち方も一つに決めましょう

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アプローチショットの打ち方には、チップショット、ピッチエンドラン、ランニングアプローチなどがあり、状況に応じてクラブを変えたり、いろいろな打ち方をしなければいけないと思い込みがちです。

確かにプロゴルファーは、いろんな引き出しを持って戦っていますが、アマチュアはたくさんの打ち方を使い分けようとすると、ミスを繰り返してスコアを落とす原因になります。

どんな状況でもアプローチ用のクラブと打ち方は一つにし、自分に合ったスイングリズムとテンポで、振り幅だけを変えて距離を合わるようにしたほうが良いでしょう。

クラブは、ボールが上がり過ぎず、転がり過ぎない、ロフト角で言えば50度ぐらいがおすすめです。

アプローチショットのルーティーンを決めましょう

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アプローチショットのルーティーンはとても重要だと思います。私のルーティーンは以下のとおりです。

1.ボールのある地点からピンまで歩いて、ボールとピンまでの距離を目測もしくは歩測します。
2.グリーンのラインを見ながらどこにどのくらいの強さでボールを落とせばピンに寄せられるか決めます。
3.ボールの落としどころに立ってボールが転がってピンに寄っていくイメージを描きます。
4.ボールのある地点に戻り、2、3回素振りをします。
5.素振りをしながらボールの落しどころからボールがグリーンを転がっていくイメージを描きます。
6.同時に、そのイメージに合うようにスイングの振り幅を決めます。
7.自分のリズムとテンポ、ボールが転がるイメージに合った振り幅で打ちます。

実際には、あまり時間をかけ過ぎないように同時並行的にやる場合がありますが、必ずこれらのプロセスは省かないようにしています。

ボールの落としどころがグリーン上にない場合はどうするか?

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実際のラウンドでは、ボールの落としどころがグリーン上にないケースがよくあります。

さらに難しいのは、グリーン周りからグリーンエッジまでが上り坂あるいは下り坂、グリーンエッジからピンまでが急な下りラインのケースで、グリーンにボールを落とすとピンを大幅にオーバーしまいます。

そのようなケースでは、まずグリーンエッジに立って、その場所からパッティングをするつもりで、ラインとボールの転がり強さをイメージします。

そして、その転がりの強さでボールがグリーンエッジに届くように、振り幅を決めてショットします。

グリーン周りのアプローチはトラブルショット! リスクマネジメントがスコアを縮める!?

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そもそも、グリーン周りからのアプローチは、コース設計者やコースセッティングの狙い通りにはまり込み、トラブルショットになる場合が多いです。

そして、そのショットは、グリーンのラインとボールの転がりの強さにも気を配らなければならないという点で、アイアンとパターを同時に打つような難しいショットになってしまいます。

ですから、リカバリーショットのつもりで、できるだけリスクは避け、同じルーティーン、同じクラブ、同じ打ち方に集中することが、スコアを縮めるリスクマネジメントにつながるのではないでしょうか。

それでは、また。