Gride

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ゴルフスイング

Nick Jagger

なぜボールは曲がるのか?すべては軌道とフェースの向きで決まるのです

練習場で何百発も打っているのに、真っ直ぐボールが飛んでいかない。
「どうして曲がるボールしか出ないんだろう?」
なんて、首をかしげている人も多いことでしょう。
原因が分からなければ、スイングも直しようがありませんよね。
でも、あなたのボールの曲がり方を見れば、その原因は一発で分かります。
スイング軌道とクラブフェースの向きで、ボールの曲がり方は決まるのですから。

ボールの弾道は9種類あります

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まず、ボールの弾道(球筋)の説明しましょう。
1 ストレート
2 スライス(真っ直ぐ出て、右に曲がる)
3 フック(真っ直ぐ出て、左に曲がる)
4 プッシュ(右に真っ直ぐ)
5 プッシュスライス(右に出て、右に曲がる)
6 プッシュフック(右に出て、左に曲がる)
7 プル(左に真っ直ぐ)
8 プルスライス(左に出て、右に曲がる)
9 プルフック(左に出て、左に曲がる)
さぁ、あなたの曲がり方も、この中のどれかですよね。
曲がり方さえ分かれば、あなたのスイング軌道とフェースの向きも分かりますよ。

スイング軌道もフェースの向きも3種類

弾道を決定づける要素は、インパクトゾーンにおけるクラブヘッドの軌道、そしてインパクトの瞬間のクラブフェースの向きです。
スイング軌道にはインサイド・イン、アウトサイド・イン、インサイド・アウトの3種類があります。
クラブフェースの向きはスクエア、オープン(フェースが開いている)、シャット(フェースが閉じている)の3つがあります。
軌道が3つ、フェースの向きも3つ、3×3で9種類の球筋になるわけです。

曲がりの原因は複雑に絡み合っています

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スイング軌道でボールが飛び出す方向、そしてインパクト時のフェースの向きでボールの曲がりが決定します。
この両者がどう絡み合うかで9種類の弾道に分かれてくるのです。
それぞれの弾道の原因を具体的に説明いたしましょう。
1 スイング軌道がインサイド・インで、フェースの向きはスクエア
2 インサイド・インでフェースが開いている
3 インサイド・インでフェースが閉じている
4 インサイド・アウトでフェースはスクエア
5 インサイド・アウトでフェースは開いている
6 インサイド・アウトでフェースが閉じている
7 アウトサイド・インでスクエア
8 アウトサイド・インでフェースが開いている
9 アウトサイド・インでフェースが閉じている
これであなたの曲がり方で、自分のスイング軌道とフェースの向きが把握できたことでしょう。
ボールが曲がる原理さえ知っておけば、ミスショットの原因究明とその対処法も見えてきましたね。