ゴルフスイング
もーりー
ゴルファーは個人の長所から伸ばせ!~ 飯合肇プロの流儀 ~
皆さんゴルフを楽しんでいますか!
こんにちは、ライターのもーりーです。
「得意なものを先に伸ばし 次に短所をカバーする」
テレビでゴルフ番組を観ていたときの、飯合肇(めしあい・はじめ)プロのコメントです。
レギュラーツアーとシニアツアーの両方で賞金王をとったレジェンドの言葉に、妙に納得してしまった次第です。
豪快なドライバーショットで賞金王に!
まずは飯合肇プロを簡単にご紹介。
飯合プロは、尾崎将司プロに弟子入りし、ジャンボ軍団の一員として、ツアーを牽引しました。
野球で鍛えたビッグドライブが武器のドローヒッターで、レギュラーツアーでは14勝、シニアツアーでも4勝を挙げました。
また、日本ツアーで初めてレギュラー(1993)・シニア(2008)の両ツアーで賞金王に輝きました。
2010年からは高校生の指導も行い、若い世代の育成にも貢献しているようですね。
ゴルフ番組などでは、その明るいキャラクターと軽妙な語り口が人気です。
ゴルファー個人の長所から伸ばせ!
そんな飯合プロは、還暦を過ぎた今でも、ドライバーショットを中心にゴルフを組立てるそうです。
その理由は『長所を伸ばす』にあるそうです。
「ゴルフは『パット・イズ・マネー』とか、『アプローチがスコアメイクの鍵』と言われるが、ドライバーショットが一番得意なので、その長所を伸ばして圧倒的なアドバンテージを獲得するほうが楽にスコアメイクができる」ということみたいです。
考えてみれば、ほとんど思い通りにいかないのがゴルフです。
そして、ラウンドでできなかったことを列挙しては、それができるようになるための練習ばかりを繰り返しているのが当たり前になっています。
飯合プロの流儀でいけば、ラウンド後には“できたこと”を数えていき、その長所を先に伸ばしていく練習をするわけです。
そして、その次に短所をカバーする練習をする。
長所に磨きをかけてアドバンテージが大きくなれば、その長所が短所を打ち消してくれるかもしれません。
前向きにもなれますし、実に理に適っている気がします。
打つ前にしっかり “イメージ” をしてますか?
ドライバーショットが得意な飯合プロが一番大事にしているのは、アドレスに入る前にしっかりナイスショットを“イメージ”してから打つことだそうです。
思惑どおりのナイスショット=長所だと考えれば、まず長所に磨きをかける飯合プロらしい発想です。
ターゲットや打ち出し方向、それに弾道を頭に思い描いてからアドレスに入る。
これって、できてそうでできていないんですよね。
練習の1球目やラウンドの朝一ショットでプッシュアウトしたときを振り返ってください。
よくよく考えてみると、ウィークポイントを気にしたり、不安を払拭するといったことが頭をよぎってばかりではないですか?
心当たりがある皆さん、飯合プロのようにしっかりナイスショットを“イメージ”してからアドレスを取るようにしてみてはいかがでしょうか。
興味があれば試してみてください。
それでは、また!