ゴルフスイング
ミラクルゴルファー★まもプ(蝶首亭塗立)
”スコアアップのための”アプローチの極意!考え方が重要なんです!
今回は簡潔に「スコアアップのためのアプローチ」を、プロの考え方をヒントに考察したいと思います。
「アプローチが寄らない」「アプローチが苦手」というアマチュアの方の悩み相談を受けますし、わりとよく耳にします。
技術的な問題ということもありますが、意外と知られていないのはアプローチに対しての考え方がそもそも違っていること。
その考え方が「苦手意識」につながっているのかもしれないということです。
アプローチは「寄るか寄らないか」という意識ではなく「スコアアップ(1打でも良いスコアに)するためにどうするか?」を考えなければ上手くいきません。
プロはどんな事を考えているのか?
プロが試合中にアプローチをする場面で、一番最初に考えるのは「リスクが低いショットはどんなショットか?」です。
ごくまれにリスクの高いショット(ロブやギリギリを狙うなど)を選択することが必要となることもありますが、基本的には大きなリスクは冒しません。
プロがアプローチをする場合は
「ボールのライがどうか?」
「スタンスを取れるか?」
「ボールの落としどころがどうなっているか?」
「ボールを上げるのか転がすのか」
以上を考えて「どうやって寄せるのか?」を決めます。
アマチュアの場合はどうでしょうか?
「カップへ近づける」「ピンに寄せる」が頭の中の大半を占めてしまっていないでしょうか?
もしかしたら何も考えず打ってしまうこともあるかもしれません。
アプローチで一番大切なこと
アプローチでは「寄せる」ことが一番大事なのではなく「次のショット(パット)がやさしい場所へ運ぶ」ことが一番大事なのです。
できなくてもいいんです。結果が悪くてもいいんです。
とにかく「次のショットがやさしい場所を決めてそこへ狙い打つ」ことが大事なのです。
もちろん、アプローチが入ってしまうのが一番良いと思いますが……。
上りのアプローチなら「左奥2メートル」よりも「右手前3メートル」ですし、下りのアプローチなら「手前50センチ」よりも「奥1メートル」がベストポジションとなります。
残されたパットの難易度がアプローチの意識に影響する
難しいラインや恐怖の下りのラインを「ドキドキ」しながら打つことは、アマチュアだけでなくプロでもストレスを感じて、徐々に調子を狂わされるものです。
それが積み重なると「苦手意識」が強くなってしまい、「俺はアプローチがダメだ」という考えになってしまうという悪循環になってしまいます。
技術の云々はもちろんなのですが、アプローチに対しての「考え方」を変えるだけでもかなりスコアをアップさせることができるものです。
「考え方」を一度見直して、改善してみてはいかがでしょうか?