ゴルフスイング
とや
イ・ボミに学ぶ!力感ゼロスイングでミート率UP!
こんにちは、ライターのとやです!
ゴルフはあがってナンボですが、まずはフェースをボールにきっちりとコンタクトをさせることが大切ですよね。
そこでポイントになるのが、力を抜いて一定のリズムでスイングすることではないでしょうか。
2015年、2016年の賞金女王イ・ボミ選手のスイングから、力感ゼロのかるーいスイングを学んでみましょう!
ドライバーもアイアンも「力」じゃない!
ナイスショットとミスショットの振れ幅が大きい人は、それだけミート率が低いということにつながります。
コースに出てリカバリーが効かないミスが増えてくると、それだけスコアを崩す原因に。
ドライバーもアイアンも、イ・ボミ選手のスイングからは、力んでいる様子は見られませんよね。
動画から感じられる力感はなく、しなやかにクラブをスイングしているのが分かると思います。
飛距離を稼ぎたいはずのドライバーでさえ、“軽く”振り抜いているように見えます。
力を抜いてスイングすることで再現性が上がって、ミート率も高くなっているんですね。
トップでのシャフト角度を見てみよう
イ・ボミ選手のトップの形を見てみると非常にコンパクトなトップであることが分かります。
地面と平行になっていたり、大きくヘッドが下がっていたりするプロもいる中、イ・ボミ選手は地面と平行のラインにまで達していません。アイアンの場合はさらに顕著。
実際これくらいの角度に収まるようにトップの形を作ってみると、「え? これだけ?」と感じられるのではないでしょうか。
体感としては「ハーフショットより少し大きいスイング」程度のイメージです。
たしかにこれくらいのスイングなら、我々アマチュアゴルファーでもミスショットが出る確率を下げられそうです。
力一杯振り回しつつショットの精度を上げるのは無理がある
特に力のある男性で飛ばし屋と言われるようなアマチュアゴルファーに多く見られますが、ドライバーもアイアンも飛距離がほしくて力一杯スイングをしている方を見かけます。
フルショットをコントロールする、ということはアマチュアゴルファーにとって非常に難しいことです。
ショットのコントロールができる範囲で飛距離を伸ばしていく、という考え方でスイングすることがミート率アップにつながります。
そうしていくうちに、ある程度狙った方向に、ある程度狙った飛距離が出せる確率が上がってくるでしょう。
力任せにスイングしてもいい結果は生まれません。イ・ボミ選手のスイングが物語っていますよね。
軽く振っても飛距離は出る!
練習場で一度トップをコンパクトに、そして力を抜いて軽くショットをしてみてください。
力感がゼロの軽いスイングでも飛距離はそこそこ出ます。そして何より方向や球筋が安定してくるのが実感できてきますよ。
2017年は賞金ランキング23位と成績を落としてしまったイ・ボミ選手ですが、それでも安定したスタッツは、この力感ゼロのミート率の高いスイングから生まれています。
クラブを振り回してOB、トップ、ダフり・・・。
もしかしたらその症状、「かるーくスイングするだけ」で劇的に良くなるかも?
一度飛距離は考えずに、軽く振ってボールをしっかりとらえることを考えてみてはいかが?