ゴルフスイング
飛太郎
飛距離UPに筋トレは不可欠?それとも…?
ゴルフの魅力の一つに、すべてのスポーツの中で最大の飛距離が出せるという点があります。
スコアマネジメントにおいても、やっぱり飛んだ方が有利なのは事実。
では、飛距離を伸ばすためにはどうすればいいのでしょう?
絶対に筋トレは欠かせないのでしょうか?
ムキムキじゃないとダメ…?
飛距離に魅せられたアマチュア・ゴルファー、飛太郎がご説明します!
飛距離は必要ない?
よく「ゴルフは飛距離じゃないよ」という会話を耳にします。
確かに、飛距離だけではどうにもならないのが、ゴルフの難しさ、奥深さでもあります。
しかし、練習場で誰かが「バシーッ!」と良い音を出して、惚れ惚れするような鋭い打球を放ち出すと…
他の数名のお客さんもドライバーに持ち替える現象、飛太郎の中ではかなり高確率で起こる化学反応だと感じています(笑)。
要は、やっぱりゴルファーの多くが「飛ばしたい」と無意識に考えているのです。
コースマネジメント、スコアマネジメント…
そのいずれにおいても「飛距離が出せる」という武器を持っているだけで、ゴルフの幅が広がるからです。
もちろん、「飛んで、曲がらない」というのが大前提ですが。
筋力向上=飛距離UP?
では実際、ショットの飛距離を上げるためには、何が必要なのでしょう?
多くの方が、まず第一に思い浮かべるのは「筋力」かも知れません。
ですが、世界を見渡してみても、「飛ばし屋」と呼ばれるツアープロに、ボディビルダーのようにムキムキな人は見かけませんね。
飛ばし屋として名高い、ダスティン・ジョンソン選手やバッバ・ワトソン選手を見るとお分かりかと思いますが、一見すると「シュッ」とされた方が飛ばし屋だったりします。
肝心なのは、“ゴルフが飛距離だけのものではない”というロジックと同じく、“飛距離は筋力だけで生み出すものではない”という事です。
もちろん、誤解のないように!
ドライバーショットの衝撃力は、強い人で実に“1トン”を超えると言います。
決して、筋力が必要ないという訳ではありません。
それぞれのスイングに応じた体力作りは、必須と言えるでしょう。
クラブのチカラ
もし、ティーショットを「クラブなしで、手や足で打たなければいけない」というルールに変更されたなら、筋力が強い人はとても有利になるでしょう。
その際に「飛距離=筋力・体格」という定説が生まれるとしても仕方ありません。
しかし、ゴルフはクラブという「道具」を使うスポーツ。
飛距離UPのカギは、このクラブのチカラをいかに上手く引き出すかにあります。
体力・筋力ともに素晴らしい人でも、なかなか思うように飛距離が出ないという人は多く見かけます。
逆に、他人よりも筋力に自信がないとおっしゃりながらも、300ヤードを超える球を打つ人もいらっしゃる事実。
「ドライバーショットだけがゴルフのすべてではない」と言えるように、飛距離という一つのテーマをクリアにする切り口も、一つではないという事でしょう。
もし飛距離UPを望むのであれば、クラブと身体、その両方を見つめ直す事が一番の近道かも知れません。