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飛太郎
QOLシリーズ9 【握力強化と、その必要性について】編
こんにちは! 飛太郎です。
久々にQOL向上シリーズ、第9弾の今回は、ゴルフにおいて基礎となるグリップ。
それに大いに関わる「握力」についてです。
個人差はあれど、必ず「握力」の匙(さじ)加減は気になるポイントになってきますよね。
さて、いかにセオリーで「軽く握りましょう」と言われていても、そこには注意すべき点が存在します。
握力が強い人が言う「軽く」と、あまり握力が強くない人が言う「軽く」。
どうでしょう、そのニュアンスは同じだと思われますか?
今回はその「軽く握りましょう」という言葉が、どのような性質を帯びているのか? を紐解きながら、ご自宅でもできちゃうカンタンな握力強化の方法も併せてご紹介します。
「握力強化!」というと「うげっ! キツそう!」と思われるかも知れませんが、そこは「無理しない、無理させないトレーナー」の飛太郎です。
どうぞご安心を♪
目次
「グリップする力は4割程度が目安!」……その言葉がクセモノなんです。
よくいろんな情報媒体で、インタビュアーがプロゴルファーにこう質問します。
「どのくらいの強さで握っているんですか?」って。
すると大体のプロゴルファーは、こう答えます。
「それほど強く握ったりしませんよ」と。
よく見かける光景ではありますが、では一般的にグリップする強さ=グリップレシオ(割合)は、どのくらいが適正なのでしょうか?
これもよく聞く話ですが、「4割くらいの強さで握る」という目安。
しかし考えてみてください、握力100キロの人の4割は40キロ、対して握力が30キロの人の4割だと、12キロになります。
その差に鑑みれば、誰も彼もが一律に4割の強さでグリップすれば万事OK、とはならないことがおわかりかと思います。
それを踏まえて考えれば、冒頭で触れた通り、この言葉には十分注意する必要がある訳です。
個人差はあるものの、それでもやっぱり必要な握力。
グリップを「軽く握ること」は、僕個人もゴルフにおいて、とても大切なことだと考えています。
しかし、以前お話ししたかも知れませんが、僕の握力は一応90キロ以上あります。
ですから、先ほどの段落で例に挙げた「握力30キロの人」に、グリップレシオの目安は4割の力ですよ、などとは決して言えません。
僕の4割はその人の全力以上となる訳ですから、まずその人にとっては説得力がないからです。
もちろん、握力に比例して飛距離が2倍も3倍も変わるのか、と言えば決してそんなことはありません。
しかし、軽く握るというニュアンスを表現し合うことは、とても難しいことだと僕は考えています。
「クラブがすっぽ抜けるのが怖くて振れない」、という初心者の方も多く存在しますし、まず「軽く握る」ことを体感するためには、初めはしっかりグリップするほうが僕は無難だとも思っています。
そういった観点から出したある種の結論として、あなたが求めるスイングスピードや飛距離を実現させるに足る、「最低限の握力は必要」だと僕は思います。
そんなワケで、前置きが長くなってしまいましたが……。
最後に二つの段落で、カンタンお手軽な「握力アップ術」をご紹介します♪
握力を鍛える方法、キツそうですよね……
昔からある握力強化の方法……スタンダードと言えばスタンダードな、この「ハンドグリップ」。
もう見るからに「筋トレ!!」って感じがして、飛太郎はあまり好きではありません(笑)。
何かこう、昔の部室のカホリがそこはかとなく漂ってきそうですし、先輩の顔やらが浮かんできて、うなされそうです(笑)。
真面目なお話、このハンドグリップでも反復すれば十分に効果的です。
優れた器具だとは思うんですが、一つ弱点があります。
それは、「ある程度、自分で手加減できてしまう」という点。
どういうことかと申しますと、例えばセット数や回数を決めてストイックに毎回こなせる人なら良いのですが、そうではない場合、疲れたらいつでも止めることができてしまうんです。
なぜならそこに「外的な力」が働かず、そして自分の力以外では「バネ」による反発力が働いているに過ぎないからです。
かといって、以前にご紹介した「懸垂」などは効果絶大とは言え、ジムや公園に行かねばならず、あまり汎用的ではありません。
バーベルワークなども同じですね。
そこで冒頭でお伝えした通り、ご自宅でもできちゃう握力強化術、次の段落でご紹介します♪
お手軽、カンタン♪ でもやり過ぎ注意!
その名も「リストボール」といいます。
リスト? 握力を鍛えるものじゃないの? ってご意見はごもっとも!
それについては最後にお話しますので、ご安心ください(笑)。
このリストボール、いろんなメーカーから販売されていますので、ぜひお探しになってみてくださいね。
値段も1000円くらいからなので、お財布にも優しいです。
使い方はとってもカンタン、写真の赤いヒモをこのボールの黄色い部分に走っている溝に巻いて、ブーンと回すだけ。
あとはボールの中身が回転しますから、ご自身の手首の動きでドンドン回転を増してあげましょう。
※詳しくは説明書をお読みください。
あとはしっかり握って、耐えるのみ!
高速回転させた状態であれば、1分も耐えれば結構エゲツナイ負荷が掛かりますよ(笑)。
注意点としては、後々運転する予定があったり、何か書き物をする予定の方は、コレを回すのは一日の終わりにしてくださいね!
大変不便なことになりますので……。
さて、先ほど触れた「リストボールなのに握力を鍛えることに関係あるのかどうか」ですが。
もちろん名前の通り、手首強化を目的とした器具には違いありません。
しかし、お試しいただければ実感できるかと思いますが、このボールは回転が上がれば上がるほど、その挙動を維持するために握力が必要になります。
当然、握力に強く関わる筋肉が密集する前腕にも同時に負荷をかけることができます。
きっと慣れるまでの間は、手から前腕にかけて「あああ……」ってなりますよ(笑)。
ともあれ、これならご自宅でも、大きな器具もなく危険もなく、カンタンに握力をアップさせることができると思います♪
もちろん、ゴルフに最低限必要なだけであれば、ですが。
これでは満足できない方、リンゴを潰せるくらに握力を強化したい方は、ぜひ飛太郎にご一報くだされば、別途スパルタメニューをご用意致します(笑)。
それではまた! 飛太郎でした。
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