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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

「考えてティーアップをしていますか?」上達するために必要なこととは何かを考える!その9

以前の記事の中でも、たびたびアドレスの重要性について書かせていただいてきました。

アドレスで、ショットの成否の50パーセントが決まると言われています。

今回は、アドレスと関係の深い、ティーアップについて考えてみましょう。

皆さんは、ティーアップする場所を意識していますか?

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ティーアップについては、いろいろな方がアドバイスをしてくれることでしょう。

しかし、実際にはティーアップに、どのくらいの注意を払っているでしょうか?

ティーグラウンドでティーアップをするということは、決められた範囲内であれば、自由にボールの位置を决めることができるということです。

それだけに、ティーグラウンドを上手に使ってコースを攻略している人もいれば、何も考えずにティーアップをしているがゆえに、コースの罠にはまってしまい、ミスショットを誘発してしまっている方もいます。

どうせなら、上手に使いたいですよね。

まず、ゴルフ規則でのティーアップのルールを確認しましょう!

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ティーアップの注意点を考える前に、ゴルフ規則でティーアップをする際のルールを確認しておきましょう!

◯ティーは、ボールを地面から高く置くためにデザインされたものでなければならず、長さは4インチ(101.6ミリ)までとし、ストロークの援助とならないもの。

◯ティーアップする区域は、ティーマーカーの外側を結んだ線の内側で、後方2クラブ以内とし、この区域外からのプレーは2打罰となる。



誤所からのプレーと混同している方も多いので、注意が必要です。

ティーアップをする際に注意すべきこと!

ティーショットには大きく分けて2種類あります。

ひとつは、パー4やパー5のホールで、ドライバーやフェアウェイウッドを使い距離を稼ぐショット。

もうひとつは、パー3のホールでグリーンを狙っていくショットです。

まずは、どちらの場合においても共通する注意点を確認しましょう!

◯ティーマークの向きに注意!

ティーマークは、必ずしも狙いたい方向を向いているとは限りません。

OBやバンカーなど、ハザードのほうを向いていることも少なくありませんし、まるっきり林の方向を向いていることすらあります。

そこに気がつかないで、ティーマークに合わせて構えたら、とんでもないミスショットになってしまうという意地悪な設定です。

◯できる限り平らな場所を選びましょう!

ティーグラウンドだって、必ずしも平らとは限りません。

そこに注意しないでいると、知らず知らずのうちにわざわざ難しい傾斜地でショットする羽目になってしまいます。

自分の持ち球によって、ティーアップする場所も変わります!

それでは次に、主にドライバーによるティーショット(距離を稼ぐショット)の場合についてお話ししましょう。

前述のことにプラスして、持ち球によってティーマーク内のどこにティーアップするかを决めましょう。

その基準となるのが持ち球です。

フェアウェイを広く使うことができるコツとしては、ドロー系(左に曲がる球)の場合は左側のティーマークに近いほうにティーアップし、フェアウェイの右サイドを狙います。

逆に、フェード系(右に曲がる球)の場合は、右側のティーマークの近くにティーアップし、フェアウェイの左サイドをを狙います。

こうすることで、フェアウェイを広く使え、多少曲がってもフェアウェイをキープできる可能性が高まります!

パー3ホールでのティーアップは、特に注意を払いましょう!

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パー3ホールでのティーアップは、特に細心の注意を払いましょう!

パー3ホールのティーショットの場合、方向はもちろんですが、距離にも神経を使わなければなりません。

方向については、ピン狙いと言いたいところですが、グリーンを外してしまったとしても、パーが取りやすいところを狙っていきましょう。

そして、厄介なのは距離感です!

一応、ピンを狙うにしても、飛距離的にクラブの中間の距離だったらどうしますか?

同じクラブで距離を打ち分けられれば問題はありませんが、それはなかなか難しいものです。

距離を考えてティーアップする!

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グリーンの縦幅は、一般的に30ヤードほどです。

ピンが真ん中に立っているとすると、エッジからはおよそ15ヤードの位置になります。

問題はここからです!

このピンまでの距離を打ちたいが、これがクラブの中間の距離だったらどうしますか?

番手間の距離の差が10ヤードならば、グリーンの手前にナイスオンか、それよりも手前であっても寄せワンを狙えるでしょう。

しかし、手前が池だったり、深いバンカーだったりしたら、1クラブ大きめで打つことになります。

この時、ティーアップの位置を、規則の範囲内である2クラブ以内で、後方に下がったところを選ぶという選択がおすすめです。

私は、これを実践しています。

2クラブは、距離でいうと3ヤード程度かもしれません。

しかし、この3ヤード程度が、数字以上に心理的な安心感を与えてくれ、ナイスショットの確率が高くなります。



いかがでしたか?

皆さんも、ショットのミスではなく、ティーアップのミスを減らせるように、ティーアップにはより注意を払ってみてはいかがでしょう。