Gride

gettyimages/86415860
getty

ゴルフスイング

keiman

絶望?左足下がりのバンカーショットの打ち方&考え方

やれやれ、バンカーに入っちゃったよ……とガッカリしながらボールを見に行くと、よりによって左足下がりのライ。

……なんていう経験は、ゴルフ歴の長い方なら何度かあるはずです。

プロでも難しいとされるライですから、バンカーが苦手な人にとってはもう大変。

絶望感さえ漂う左足下がりのバンカーは、どうやって打てばいいのでしょうか。

傾斜に逆らわずアドレスするしかない!

getty

左足下がりのバンカーは、無理に(垂直に対して)水平を保ってアドレスすると、まずダフります。

これは、スイングが身体を中心として円運動をしているので、当然と言えば当然です。

ですから、傾斜に逆らわずに立ってスイングをしなければなりません。

こういう場所に入ってしまったら、1回で脱出できれば成功! という気持ちで望みましょう。

どうやって高さを出す?

getty

左足下がりの傾斜に合わせてアドレスをすると、打ち出しはどうしても低くなってしまいます。

アゴが高かったりすると、少しでもボールを上げたいですよね。

ボールの高さを出すポイントとしては、

・フェースをできる限り開く
・オープンスタンスに構える
・しっかり振り抜く

この3つのポイントで、ボールの角度を少しでも高く上げることができます。

通常のバンカーショットで高さを出す時と同じやり方ですね。

ただし、ある程度低く出るのは仕方がないことなので、バンカーのアゴを越えればOKくらいのつもりで打ちましょう。

どうしても自信がなければ後ろや横に出すことも

getty

あまりに厳しいバンカーショットの場合、大叩きを避けるためには、後ろや横へ「とりあえず出すだけ」という選択もありです。

無理をしてさらに悪い状況になるよりも、時にはそうした選択も必要です。

まして初心者の場合、バンカーからボールを出せずに苦労しているところをよく見かけます。

そうなってしまう可能性があるならば、やさしい方向に1回で出したほうが、最終的にスコアもよくなるでしょう。

2019年からのルールでは、2打罰を払ってバンカーの外に出すことができるという選択肢も可能になりました。


いかがでしたか?

難度が高い、左足下がりのバンカーショット。

まず、どうすれば脱出できるのかを冷静に考え、もっともやさしい方法を選択することがベストかもしれませんね。