ゴルフスイング
keiman
絶望?左足下がりのバンカーショットの打ち方&考え方
やれやれ、バンカーに入っちゃったよ……とガッカリしながらボールを見に行くと、よりによって左足下がりのライ。
……なんていう経験は、ゴルフ歴の長い方なら何度かあるはずです。
プロでも難しいとされるライですから、バンカーが苦手な人にとってはもう大変。
絶望感さえ漂う左足下がりのバンカーは、どうやって打てばいいのでしょうか。
傾斜に逆らわずアドレスするしかない!
左足下がりのバンカーは、無理に(垂直に対して)水平を保ってアドレスすると、まずダフります。
これは、スイングが身体を中心として円運動をしているので、当然と言えば当然です。
ですから、傾斜に逆らわずに立ってスイングをしなければなりません。
こういう場所に入ってしまったら、1回で脱出できれば成功! という気持ちで望みましょう。
どうやって高さを出す?
左足下がりの傾斜に合わせてアドレスをすると、打ち出しはどうしても低くなってしまいます。
アゴが高かったりすると、少しでもボールを上げたいですよね。
ボールの高さを出すポイントとしては、
・フェースをできる限り開く
・オープンスタンスに構える
・しっかり振り抜く
この3つのポイントで、ボールの角度を少しでも高く上げることができます。
通常のバンカーショットで高さを出す時と同じやり方ですね。
ただし、ある程度低く出るのは仕方がないことなので、バンカーのアゴを越えればOKくらいのつもりで打ちましょう。
どうしても自信がなければ後ろや横に出すことも
あまりに厳しいバンカーショットの場合、大叩きを避けるためには、後ろや横へ「とりあえず出すだけ」という選択もありです。
無理をしてさらに悪い状況になるよりも、時にはそうした選択も必要です。
まして初心者の場合、バンカーからボールを出せずに苦労しているところをよく見かけます。
そうなってしまう可能性があるならば、やさしい方向に1回で出したほうが、最終的にスコアもよくなるでしょう。
2019年からのルールでは、2打罰を払ってバンカーの外に出すことができるという選択肢も可能になりました。
いかがでしたか?
難度が高い、左足下がりのバンカーショット。
まず、どうすれば脱出できるのかを冷静に考え、もっともやさしい方法を選択することがベストかもしれませんね。